2歳のずーは絶賛イヤイヤ期です。
なにかあれば、イヤだ。
自分がしたくないことがあれば、イヤだ。
アレもイヤだ。コレもイヤだ。兎に角イヤだ。
イヤだ、いやだ、嫌だ、iyada……。
ハッ、いや待てよ。
これは自我の目覚めなのだから成長の証であることを思えばむしろ微笑ましい行為なのかも!!
なんて悠長なことをいってられる余裕などあるはずもなく、思い通りにいかなくなればことあるごとにイヤイヤがすぐに発動するこの時期に頭を悩ませる日々。
「まぁいつまでも続く現象ではないのだから、世話が大変なこの時期も目一杯楽しもう!」と腹に決め込んでいても実際にはすべてが思っていた通りにいくものではありません。人間だもの。
とはいえ、過去の失敗は今後おなじ過ちを起こさないための起爆剤にもなるので、そういった意味では必要な経験ではあるのかな、と。
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一緒にお風呂に入る約束をしていたのに、いざ入る時間がくると「イヤだー。ユーチューブ見るー」とかいいだしてテレビのリモコンを勝手に操作し、無理矢理お風呂に連れて行こうとすればもう大泣きです。
大泣きをすれば諦めてくれると思っているのでしょうかね。
僕も大人の対応で臨みたいので、泣かれたら時間を置いてじっくりと待ち、好きな動画を見てほとぼりが冷めたころに「じゃあ、そろそろお風呂に行こうか」とやんわりいってようやく納得をさせます。
悩みの種は、ササッと入れば10分以内で済むお風呂なのに長いときは入るまでに50分ぐらい粘らないといけないところですね。
ドラえもんに出てくるしずかちゃんの入浴時間が2時間ぐらいなので、その半分もの時間を費やしていたら効率がよくありません。
彼女はお風呂が好きで費やしている時間ですが、僕はただただ1日の汗を時短で流したいだけですから目的がまるで違います。
まぁそんなことをずーに説明しても理解も納得もしてくれないわけですから、僕は「理想のお父さん」を演じようとニコニコ笑顔で計1時間のお風呂に対応し、今日も感情的にはならずによく頑張った!と、1日の終わりに自分で自分を褒めようとしていたのですが……。
お風呂から上がって着替えをしている最中の奥さんとずーの会話です。
「たけとお風呂楽しかった?」
「楽シ、カッタ!」
「よかったね。たけ怖くなかった?怒ってなかった?」
「怒ッテ、ナカッタ!」
「そっか。でもずーちゃんを抱っこしてお風呂行くときのたけの顔、鬼みたいな顔になっていたんだよ」
「オニ、オニ。タケ、オニ!」
2人でニヤリと嬉しそうに笑いながら僕の顔を覗き込んでくるのです。
自分ではニコニコ笑顔で温厚に接しているつもりでしたが、どうやら感情が表に出てしまってたみたいですね。
それにしても鬼の形相とは、相当なイヤイヤ感が出ていたということでしょうか。楽しくやろうとしていたつもりでいましたが、本心はまだまだ気持ちが足りていないようです。
家族から鬼ネタにされないように、子育てをもっともっと心の底から楽しまないといけませんね……。
お風呂で遊ぶおもちゃは、イヤイヤ期の子にとって効果は絶大です。
お風呂に入らなくて悩んでいる親御さんはぜひとも試してみてください。