【前回の記事です】






2週間に1回の図書館通いも気づけば7ヶ月が過ぎていました。




借りた絵本だけでも140冊以上は読んでいるので、140もの世界観を擬似体験したことになります。


まぁそんな観点で満たされているのは大人だけでしょうが、少なからず子どもにも楽しい時間は残せているのかな、と。




今年中に240冊の絵本の読み聞かせをしたいという目標もこのペースならクリアできそうです。





何にしても、ここまでずーが絵本に興味を持ち続けてくれたことにまずは感謝ですね。


読み聞かせをして楽しそうにしてなかったり嫌がっている様子だったらすぐにやめようと決めていただけにとても嬉しい結果です。




僕は賢くない人間なので勉強とか学問全般は教えられませんが、人に感謝をする心がけと健康やメンタルを意識した食育、そして読書習慣のこの3つだけは生涯続けられるよう子どもに教えてあげたいのです。





ですから親の気分や自己満で本を開いたたり、ただ漠然と絵本の読み聞かせだけはしないように気をつけてきました。





子どもが夢中になってくれるようなちょっとした工夫が必要になってくるんですね。




ただ羅列した文字やセリフを読むだけではなく、独自に言葉を付け加えて質問形式にしています。





たとえばひよこが出てくるシーンでしたら「ひよこさん、この前どこにいたかな?」と訊ねるのです。






ひよこの絵を見てずーは過去の記憶を思い返しながらこういいます。



「公園!」



「ずーちゃんはこの前ひよこさんにごはんあげたね」




公園に来ていた触れ合い動物園のひよこたちにエサをあげたときの思い出を話ます。






そうすると、彼のなかでひよこは絵本のキャラクターだけには留まらない、絶対的な存在として確立します。







とまあ、そこまで深くは考えませんが、絵本に出てくる動物や背景と関連する過去のできごとを結びつけて質問を投げかけることで絵本の読み聞かせの幅が広がるわけです。




今日はなにをどんなふうに質問しようか色々と思考するので読み手側も飽きずに絵本の時間を楽しめるはずです。





この先何年も続くことはない、今しか味わえない読み聞かせする時間を僕は子ども以上に楽しみます。