僕には3つ年が離れた弟がいます。
当然、僕が長男でお兄ちゃんになるわけですが「お兄ちゃんなんやから我慢しなさい」とか「もうお兄ちゃんなってんから弟に譲ってあげなさい」とか、ことあるごとにお兄ちゃん呼ばわりされてかかました。
お兄ちゃんを引き合いに出されてきましたが、親に対してこれといって不満もなければイヤな思い出もありません。
おそらくお兄ちゃんとして、悪い思いばかりをしてきたわけではなかったからだと想像します。
でも僕は、ズーにはお兄ちゃん呼ばわりもお兄ちゃん扱いもしたくありません。
都合が良いときだけ、あるいは都合が悪いときにだけ、お兄ちゃんを主張するのはどうかと思ったからです。
さっすがお兄ちゃん!
と褒められたのに、
もうお兄ちゃんなんだから
となだめられ、
お兄ちゃんらしくしなさい!
と怒られる。
は?ですよね、子どもからすれば。
僕の勝手な意見ですが、お兄ちゃん扱いする行為は不公平というか、その子の立場や気持ちになって真に考えられていないような気がするんですね。
だって、弟なんだから、とか、弟らしくしなさい、とか逆はいわれませんもんね(弟であるからこその我慢とか葛藤はありますが)。
そもそも呼称自体がどうなのかって話になってくるんですね。
名前があるのに、せっかく命名をしたのに、お兄ちゃん、お兄ちゃんって……。
お相撲さんじゃあるまいし、何?お兄ちゃんって。
って思ってしまったりもするんですね……。
だから僕は自分のことも「パパ」や「お父さん」とは呼ばさせずに名前呼びさせていのかもしれませんが、それってただのひねくれでしょうか?
親子兄弟家族間で、優劣や上下関係なく平等にお付き合いをしていきたい思いがあるのでその入口(きっかけ)として呼び方にはこだわりたいというのはありますね。
べつに子ども自らがお兄ちゃんって自称したり呼んだりするのはかまいませんし、いちいち呼び方にこだわったりしなくても平等な家庭はたくさんあるとは思いますが……。
如何でしょうか?