私は「背中に鬼レモン」という風味のプロテインを200mlの牛乳が入ったシェイカーに入れ、入浴後にそれを飲むという習慣がある。
クエン酸欲しさ、というよりも1日のたんぱく質摂取量をできるだけ平均値に近づけたいという理想から毎日の日課に取り入れている【添加物が多量に含まれていること以外は、プロテインは非常に合理的なサプリメントという認識。私調べ】。
ところで、ふと気になったことだが「背中に鬼レモン風味っていったい何ぞや?」という、さほど重要視されないであろう疑問が突然浮かび上がったのは去年末、ぐらいだっただろうか。
おなじプロテインシリーズのフレーバー名は「おっチョコチョコ」とか「よう振るとヨーグルト」とか「べりべりベリー」とか、音の良さからジョークの程がなんとなく伝わってくるのだが。
はたして「背中に鬼レモン」とは一体……。
「これを飲めば背中に鬼の形相のような筋が入るかもしれないよ?」って意味なのは推測できるのだが、いかんせんその無理くり命名しました感いっぱいネーミングが頭から離れない【まあ、そのネーミングセンスの奇抜さで購買意欲をくすぐられたのだから考案者はただただスゴイ!の一言に尽きる思いだが……】
はてさて。
キャッチーなネーミングのフレーバーで盛り上がっているのは私だけではない。
親が親なら子も子とでもいうべきか、あるいは親がまるで子どものよう、と表現する方が適切か。
ズーも私から教わったプロテインの各フレーバーをここぞという場面でくり返し連呼しているのだからおもしろい。
何がおもしろいのかというと、スーパーでチョコレートを発見したときに「おっチョコチョコだ!」といってみたり、ブルーベリーヨーグルトを食べながら「これってべりべりベリーのプロテインみたいだね」といっておどけてみたり……。
無意識とはいえ、類似品との関連付けをしながらフレーバー名をしっかり覚えているあたり、子どもの記憶力は無限大の可能性を秘めているという事実に私は驚きを隠せない。
試しに「レモンのプロテインって味何やったっけ?」と訊ねてみると「背中に鬼レモン!」と、やはり得意げな様子で即答してみせる。
鬼レモンにいたっては一度しか教えていないのに、あるいは私自身がすっかりフレーバー名を忘れていたのに、やはり子どもの記憶力ってすごい。
いや。本当にすごいのは子どもの記憶力ではなく、子どもの興味を惹きつけるようなキャッチーなフレーバー名を考案したその人だろう。
私たち親子はプロテインのフレーバーのみならず、フレーバー名まで日常会話のなかで楽しんでいる。
リアルスタイル様さまさまだ
