今月に入って、AWSが障害者の育成型雇用を再開するというのを見つけました。

 

AWS日本法人はCC4D(Cloud Career for Disabilities)という名称で育成型雇用を行っていた過去があります。確かな情報は見つけられていませんが、2022年頃からその募集を出している様子は見られなくなり、クラウドに加えてAIに関する講義も受けられる物として再び同様の取り組みを始めるようです。

ただ気掛かりなのは、求人掲載が10月1日でありながら契約社員の雇用が2027年1月1日開始(1月4日から出社)となっていることです。恐らく、いま何処かで雇われている人は「これに応募し内定を貰って、現職の引継ぎを行う」ための日数がかなり厳しくなるでしょう。 
「いま仕事に就けていない人をターゲットにしているという自覚を持って、あえて求人掲載から雇用開始まで短く設定した。」
「いま仕事に就けていない方を働ける水準まで引き上げる自信がある。」
なら構わないのですが。

入社して既に1年以上が経っているにもかかわらず、なかなか「そこは3ヶ月くらいで出来るようになっていてくれよ」と愚痴りたくなる後輩障害者が複数いて疲れの一因になっています。

  • 手順書に「不明点があったら正社員に確認しながら進めましょう」と書いてあるのに、契約社員障害者にばかり質問する。
  • 手順書に書かれていることの見落としが何度もある。文章を読まずに図の部分しか見ていないと思われること多数。
  • 手順書では入力フォームのスクリーンショットと、「そこに入力するデータはExcelの何行目に記載があるか」を書いてあるのですが、「何行目に入っているデータをコピペする」以上の理解をしようとせず、項目名を見ていない。
  • 入力フォームのすぐ下に書かれた注釈を読まない。
  • 入力したデータが不適切だった場合に「〇〇というエラーメッセージが出ました」ではなく「エラーメッセージが出ます」しか言わない。
  • 「お客様が利用するサービスと金額を入力してください」と伝えたのに、何故か「金額だけ入れればいいんですね」と返信する。
  • チャットで他人に助言を求める時にリンクもスクリーンショットも貼らない。
  • イントラの検索をしたり社内用AIに質問を投げれば答えが見つかるようなことを他メンバーに聞く。
  • 「〇〇に関して調べてみて、自分は△△をするのが正しいを思ったんですが合ってるか教えてください」等を何も持って来ず、単に「〇〇のことが分からないので教えてください」と聞きに来る。
  • これは明らかに営業職に聞かなければ分からない、という事も見当が付かずチーム内の障害者・事務職のメンバーに聞く。
  • 今の部署に来て半年以上経ってるのにCRMシステムの初歩的な見方も分からない。
  • 箇条書きのインデントが滅茶苦茶。
  • 今担当している業務が少ないのを多く見せるためか、やってる仕事をやたらと細分化と多い改行をして書いている。
「識字障害なんです」とか「自分は〇〇が苦手なので手順書をこう変えてほしいです」というのがあれば手の打ちようもあるでしょうけど、上司にも他の障害者社員にもそういう意見を言うという事もありません。その人がやらかす度に手順書の内容がチョコチョコ増えていきます。

申し訳ないですが、発達障害者の私から見ても「こういう人と接した健常者たちが『障害者雇用でも発達障害者は雇いたくない』という考えを強固にしていくのは無理も無いな」と思ってしまいます。

9月は障害者雇用支援月間ということで、
ネガティブな面ばかりが語られがちな精神障害や発達障害の就業事情について、自分の勤務先の良い面を書き出すという試みを昨年しました。

 

いくつか変更点もあるため今年も同様に書き出していきます。

 

【ソフト面の良いところ】

・年収は障害者雇用内に限らず健常者の事務職と比べても良い水準です。今は契約社員ですが、前にいた別の外資ITの障害者雇用で「5年ルール」によって正社員化した時より3割以上高い年収です。
・障害配慮ではなく企業文化として社内コミュニケーションはチャットやメールが大半なので、「指示を出す=記録が残る」になります。私がメモをとるという行為をしなくても作業内容を不安に感じたら、いつでも何回でも見返せます。

 ・飲み会が滅多に無いし、昼休みも一人で過ごせる環境です。 

・障害者や非正規だからといって差別的に扱われると感じたことがありません。

・Tシャツやスニーカーといった服装でOKなので特に夏の通勤時は気が楽です。

・自社サービスのオンライン勉強会と、そのアーカイブ動画が多くあります。

・特に許可を取ったりしなくても仕事中にイヤホンや耳栓/イヤーマフを使えます。

 

【ハード面の良いところ】

・ほぼすべての席に27インチモニターが2つ設置されています。 
(2020年まで在籍していた外資IT企業では、外部ディスプレイがあれば良いほう。2020年時点で2009年製造の、まだ分厚く重かった液晶ディスプレイを使わざるを得ない状況でした。今はどうなっているのでしょうね。)
・立っても座っても使えるように電動で高さを変えられるデスクが豊富。

・地下鉄駅から地上に出ずにオフィスビルまで歩けるので雨に濡れませんし暑さ寒さも押さえられています。

・お茶(緑茶、紅茶、ミルクティー、レモンティー)やコーヒーだけでなく炭酸飲料も無料で飲み放題

【ソフト?ハード?の良いところ】

・昨今は「AIの性能が上がったのは良いが、今度は利用料が高くなりすぎないようにしなければならない」等と言われるようになってきた中で、事務職の仕事で使う範囲では天井無しと思われるくらい使い倒せます。

 

【こういう人は合わないと思う面】

・8.0時間x週5日勤務が長いと思う人。
・就社1年目半年で10日の有給休暇付与という方の最低ラインでは少ないと思う人。
・夏季休暇も年末休暇も無いため上記の多くない有給休暇を使うことになる、というのが嫌な人。

・通院などで毎月1回以上平日の休みが欲しい人。

・フレックスタイムで働きたい人。

・テレワークをしたい人。

・オフィスワークで正社員になりたい人。(データセンター作業なら正社員の求人あり。)

・英語の使用に抵抗がある人。(TOEICで500点くらい取れれば何とかなると思ってます。)

・カタカナ用語やアルファベット略語の多用に抵抗がある人。

・基本給以外に福利厚生も充実していてほしいと思う人。

・マニュアル通りの作業だけやりたい人

・360度評価を面倒だと思う人。