今日は朝9時より、毎月一度、中川村の古民家七代さんの所有されている山林で活動する「ヤマザルの会」での活動。
先月より着手した、古道エリアでの侵入竹の伐採と処理を引き続き。
古道側から抜き切りしてきましたが、いよいよ村道(現車道)側にも着手したことから
誤って竹が村道へと倒れ、通行車両に当たったり支障とならないよう、古道側からロープを掛けて引きつつ伐採も実施。
古道に引き出した竹は、その空間にて枝を落とします
自分もノコギリなどで枝落とし。
面倒な作業ですが、破砕しない場合には枝を付けたままだと、嵩張って置ききれない。
しかし竹の緑…いや「碧」の際立つことよ。
光沢ある表面は時折手を止めて見入る美しさ。
1時間程作業したところで休憩
今日はお茶菓子持参できずにいたら、メンバーよりキットカット「濃い抹茶」を頂きました。
いいフレーズだ。励まされる。
さて、作業再開
この古道エリアのうち、現在着手している最も下側の一角。
ここは以前より県外の業者に竿竹として生えていた竹を繰り返し伐出していたことから、生えているマダケは細め。
ただ、中には丁度良き太さの竹もあって、丁寧に枝を落として処理(これは暖簾用にと)
他にも枯れ枝や
枯れ竹も落ちている事から
持ち運べる長さに折るなどして、掛かり竹処理に用いるシートベルトで結束して持ち出し。
古民家七代さんの庭先にて昼食準備をしていたら
今日作業には参加できなかったメンバーが差し入れ。
搾りたてのお醤油やら湖池屋さんの工場直送便のポテトチップスやら。嬉しいものです。
土鍋でのご飯やお味噌汁が出来るまでの間
早速頂い搾りたてのお醤油を付けてお餅を頂きます。
香り良しのお醤油はこの瞬間だけ…なんて贅沢
先ほど拾い集めてきた枯れ枝や枯れ竹を燃料に、焚火台の上で火を熾して
お味噌汁をつくる
土鍋のご飯にゃ差し入れしてもらった青菜や白ごまを混ぜて
出来たてのお味噌汁と共に頂きました!
(ほかにも差し入れの柚子胡椒に自家製みかん 静岡素晴らし)
昼食時には晴れてるのに雨が降って「狐の嫁入りかしらん」とも。
陽射し出てきた午後も引き続き作業
片付けがメインでしたが
明らかに明るくなった林床に
思わずうっとり。落葉期であるものの、これだけ林床に陽光が降り注げば、これまで陽射しが足りなかったり温度が上がらなかったりして発芽しなかった種の芽生えが期待できる!
ただ、既に明るい村道側には困り者も既に…
巻きつくフジを確認。おそらく他にも発芽して、しばらく困る事になりそう。
その車道側には先日の雪の重さで倒れ、道路管理者によって処理して頂いていた竹。枝を落として棚積みしました。
この日の作業終了後。次回3月の作業を行えば、予定範囲の皆伐は終わりそう。
午後まで作業したメンバーと記念撮影。
独りじゃここまでできません。仲間いてこそのこの活動です。
追伸
鳥の専門家でもあるメンバーより、立ちがれている樹に鳥が開けた穴の存在を教えてもらいました。
この穴の形状は営巣用
少し上から見ると、下側へと掘り進められているのが解ります。
これが営巣用の特徴とのこと。単に樹木内の餌となる昆虫の幼虫を捕まえるための穴はもっと小さいとのこと。
この巣が使われるのかどうか。
枯れ木も必要であることを示すものなので、自然と倒れるまではそのまま見守っていきたいと思います。