元旦の晩、この日のために仕込み。
NHKテキスト「きょうの料理 ビギナーズ 12月号」を見ながら
ゆで豚の
下準備。
飯田市消防団に在籍している頃は、年末30日が年末警戒の最終日という事で、防火の警らの後で行う慰労会で味わう「豚の角煮」を作ってましたので、豚バラブロックは毎年のように扱ってましたが、退団以後ですので十数年振りに手にしました。
材料と調味料を入れたのは…
このところ野外での焚火料理にて大活躍の釣り鍋。
熱源としたのは採取した枝と薪一本を燃料としたモキ製作所さんの「無煙焚火コンロ」。
今は販売されてませんが、これ内部で渦を巻くように炎が立って良く燃焼するので煙が少ない。
良く燃焼するって事は、効率がイイって事なので、少ない燃料で調理できるということ。
この日も1本のアカマツの薪と、蓋握り程の栗の枝で
煮立てる事ができました。
しょうがの香しい香りの湯気の中、浮いてくる灰汁を丁寧に掬い取って行きます。
そして一晩味を浸み込ませて保存。
この日、持参して
切って盛り付け。
中央に付け合せの刻んだネギと、自家製ニンニク辛味噌。
これを県内の木曽産のサンチュと一緒に包んで頂きました。
そしてメインは珍しい
雉(キジ)鍋。
新鮮なジビエ専門店があるからこそ味わえる逸品。
お鍋には肉からも染み出たよき出汁がたっぷり。
さらに
チョットフライパンで焼いてから
熱燗を注いで味わう「キジ酒」
見えますか?上に浮いてきた上品な脂。
これがまた旨かった~。
近所の双子にしっかりかまってもらい、
お菓子の中のおみくじで今年を占う
(笑)
そして今朝
ご主人が豆から焙煎したコーヒーを頂きながら、作られた干し柿をいただく。
「出来が…」と言われてたけれど、歯応えある干し柿は新鮮!
地元名産の市田柿も悪くはないけれど、ちょいと軟すぎ。
この歯応えは昔ながらのドライフルーツっぽくて自分は好み。
(なお一袋もらったのに、あっという間に…(汗))
年末年始、一緒に語ったり鳥を観察した友人とも別れ、帰宅の途に。
今年のお正月は珍しく自宅から出かけていて、駅伝も観戦せず今までとはちょっと違ったけれど
これはこれで充実したお正月だったなぁと。