結論から

まったく忘れていた、この物語。

 

最後に彼の発した 「人間らしい暮らし」 をする。

その一言に、大いに考えさせられている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水曜日の晩

いつもの場所で 大好きな珈琲とカッサータを頂きながら

 

 

気になる本を読み、チラシやパンフレットを眺める

ふと本棚にあった2冊のうち

 

 

杜子春は「もう一度読みたい 教科書の泣ける名作」のうちの一つの作品として掲載されていた。

 

泣きたい訳ではなかったが

何かを求めていた。

 

教科書に掲載されていただけあって、取り上げられていた物語は読みやすいものばかり。

 

そして

「杜子春」

芥川龍之介の小説であり、「鼻」「羅生門」「蜘蛛の糸」などは内容は覚えていたのだが…

 

泣けた 訳ではなく

杜子春が発した「人間らしく生きる」とは何か?

 

自分に問われた。

 

 

「果たして 自分はどうなのか?」

物語を読み返すにつれ、疑問が湧く。

 

自分のしている事は

違うのではないか

もっと欲にまみれなければ ならないのではないか?

 

欲して奪って独占して

それも人間なのではないか??

 

迷うのも人間 疑問を、その答えを追い求めるのも人間。

 

 

少なくとも、今の自分には 人として欠けているモノがある。