私の愛車はトヨタのハイラックスである。

日常の交通手段だけでなく、週末の日課となった山探訪や丸太の運搬には欠かせない

相棒である。

 

いくらディーゼルエンジンで、燃費が良くとも、1ナンバーという維持管理費や割高な高速料金を考えたら17年も乗り続けられるものではない。

 

ハイラックスは一度も試乗せず、「販売される」と聞いて実車も観ずに注文した車(いや トラックか)なのだ。だから、納車の日 停まっているハイラックスを見た時のその喜びなんちうもんは、今だに忘れられん。

 

だが、人もやがていつかは死を迎えるように

いつまでも一緒に居続ける事は難しい。

 

もちろん、動くうちは絶対に乗り続けるつもりだが、現実を見据えた時に選択肢として今回考えざる得ない事が起こった。

 

 

新型ハイラックスの発売である。

 

日本では発売が久しくなかったハイラックスだが、海外では継続されモデルチェンジも行われていた。

当然その情報は目にしていたし、並行輸入されているのも知っていた。

だが、まさか再びディーラーにて扱われるとは思わず。

 

 

だから

購入から、毎年の車検、半年に一度の点検を行っている長野トヨタさんから連絡が来たときは嬉しかった。形式は2つなれど、カラーにも青があるし、環境に配慮したクリーンディーゼルエンジンだし、安全性能も向上している。

 

それに今回は試乗車がある

発売から随分とたったが、日曜のお昼過ぎに乗ってみた。

 

感想は悪くない

乗り心地も想像以上だし、違和感なく乗られる。

 

荷台も

 

 

内寸を測ったりして積載した場合の使い勝手も考えた。

 

 

近くから

 

離れてみて

じっくり眺めた。

 

一回り大きくなったボディは、とてもグラマラス。

 

 

でもね

 

こいつを最初に見た時のあの衝撃はなく。

 

やっぱし

こいつは「相棒」

別れがきたら多分号泣するだろう。

 

これから あそこが悪い ここが悪い など、重ねる月日と距離の度に心配させる事が増えると思う。

それに

環境の事を考えたら、本来は… とも思うけれど、

一台の車を長く乗るってことも、資源とそれを加工するエネルギーを考えれば、

その視点では大切なことなんじゃ?

 

一応見積もりはもらったけれど、

それは もしもの時に備えて。

 

でも

「もしも」 が来ないよう 長く 大切に 乗り続けます。