八丈島1日目①~陽光降り注ぐ八丈島に空路で到着「みはらしの湯」&「千両」さんの肉野菜そばに満足~
の続きです。

八丈島に連続して来ていますが、実はこの場所はまだ来てませんでした。


いいっすね~ 雄大な八丈富士をバックに風にたなびく… なんでしたっけ?何て言う植物でしたっけ??

その「何」がわかるのが


八丈植物公園」さんです。
22.4haもの広大な敷地内には島内で生育している数多くの植物が園地や温室にて育てられ展示されています。また、ビジターセンターと呼ばれる施設では園内の情報や八丈島の自然について学ぶことができます。

園路には色鮮やかなストレチア、背後の石積みの上にはアロエ。
11月であることを忘れます。


あの建物が八丈ビジターセンターか。

入館すると、中のスタッフの方が声を掛けてくださいました。
ありがとうございます。急ぐ旅ではありませんが、あんまし植物に興味ない人もおるんで、自分達のペースで見学します。

でも耳より情報!
見たいと思っていた「光るきのこ」が今日は見られるとのこと!
ラッキー。


その前に展示物をぐるりと拝見。
流れ着いた木の実の数々。


そして動物の遺骸など。
中でも興味津々だったのが


鯨骨=くじらの骨です。
テレビ番組などで数回見たことがありましたが、実物は初めて。
エスキモーはこれで骨細工を作られるとか。


しかし、この展示のマッコウクジラの骨はまだ油分が抜けきっていないとの事で、触れないようにとの表示。
凄いな…この状態になってもまだ脂が残ってるんだ。

深海でこのクジラの骨の周囲に、深海の海老などが生息するコロニーを形成する理由が判りました。


さぁ!お楽しみの光るキノコ!!


おお~ 光ってる!!!! つくりもんに蛍光塗料吹き付けたんじゃない 本物だぁ。
ぼんやり光るさまは幻想的。
これは夜間、屋外で実際に生えている状態で見て見たい!!


このあと、八丈島の自然についてまとめた映像を鑑賞しましたが…
心地よい疲れに同行者5名全員が爆睡。

「みなさ~ん 終わりましたよ~(苦笑)」とのスタッフの方の声で目覚め(焦)

すいません
興味が無いわけじゃなく、早朝からこの八丈島を目指して遠路はるばる来たもんで疲れてるんです。

せっかくの八丈島、明日からの登山などに備えて植物図を購入し、ビジターセンターを後にしました。

しかし、見るほとんどの植物が信州では見る事のできないものばかり。
気根でしょうか…垂れ下がってます。

そしてこんなものも

なんだこれー


異様に長いスギ系の葉の上に、それ以上に長い白い物体。


蛇の抜け殻だぁ~ ほぼ全身が残ってました。
「財布に入れるとお金が増えるで、持っていったら?」
との声もありましたが、このままにしときました。

子どもが見つけて驚けば、さぞかし思い出になるら。




いい大人でも目じりを下げて撮影に余念がなかったのは


その股を開いた何ともいえぬ腰つきに  きゅん の


「きょん」 です。

昔はたぬきの住む飯田の市立動物園でもこの可愛い姿を見る事ができましたが、既に亡くなってしまい今では…。


こんなに小さくとも同じシカの仲間。
進化とは摩訶不思議。


こちらにも同じツルとは思えない


ホオジロカンムリヅル。
随分と派手ですなぁ (笑)


ん?


なんだなんだ?
寄ってきたぞ


と思っていたら…


うをぁ~
急に羽をバサバサ広げて威嚇
びっ
びっくりさせるなよ。

笑った事に怒ったのか?
それとも、オレの正体がたぬきと見破ったのか?

隣にはインドクジャクも飼育されてました。
飯田市立動物園にも飼育されてるけど、こっちのほうが色鮮やかに感じるのはこの気候にクジャクが合っているように見えるからなのかな。


園路沿いに生い茂る照葉樹から


漏れてくる木漏れ日は暖かく、本当に11月であるということを忘れさせます。


園内はよく管理なされてました。
木々の状態や芝や草の状態、園路の構造物やトイレの状況からよく判ります。
かつて公園管理の業務に就いてましたので、そんなところも気になります。


展望台に登ると


八丈小島に


八丈富士。

いやぁ いい
この八丈島の自然は何にも代えがたい財産。

絶対に守っていって欲しいと感じました。

大切なものは身近で感じにくい。
それはたぬきの住む信州の自然も同じ。

遠く離れた八丈島で改めて感じました。



最後に温室へ。


でっけー


バナナだぁ~


コーヒーだぁ~


ブーゲンビレアだぁ~

図鑑でしか見られない植物の数々にテンションアップ。
そんなハイテンションのまま




あめのもりさんへ。
たぬきこうした島内のお店大好き。

なぜなら、たぬきの住む地区にも昔はこうした商店が沢山ありましたが、もはやコンビニや大規模店舗に押されて次々と閉店。

コンビニの便利さや画一的なサービスと、大店舗の品ぞろえや安さは確かに便利で魅力。

でも
でもね。

何か温かさというか、身近さというかが欠けている気がしてなりません。

それに、地域の方が経営されているお店で買い物をするってことは、地域内での経済…つまりお金が循環してるって事。便利や安さを代償に、色んなものを失ってるような気がしてなりません。

かなり逸れました。


あめのもりさんでは明日のトレッキング時の行動食や飲料に、ちょっとお酒とおつまみも購入。いいなぁこのお店の規模。

さっきも触れましたが、無くなってわかる初めて判ることがあるんです。
八丈島にはコンビニいらない。
必要なものは、お店が開いている時間に売ってる所に買いに行けばいい。


買い出し後、釣り組が明日の打ち合わせに行くというので同行。

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アサギクさんです。

ねこがのんびり。

いいねェ このゆったりとした時間。


釣り組の3名は明朝、五目狙いで出航!とのこと。
高級魚が沢山釣れたって釣果を期待しとるに。


ホテルへチェックイン後、疲れもあってちょっと仮眠。
目覚めたら


いつもの「大吉丸」さんへGO!!


玄関横の八丈島たぬきとも再会!
おひさっ!!


え?
昨年訪れた際、店員さんの来ているTシャツ欲しいってねだって売ってもらったのに、着てこなんだの?

ありゃー もしかしたらまけてもらえたかもしれんのに~


しょうない
しょうない
早いとこ飲ままいか。


一年ぶりの八丈島に無事に来られて晴れていたことと、明日の登山と釣果を期待して
「かんぱーい」


さっそく島寿司だ~


こら~
かくすな~


テンション上がりっぱなしなのは、この島寿司の美味しさを知っているから。

「ん~」
「うまいなぁ」

そんな声しか聞こえてきません。


お刺身も新鮮プリプリ。


その新鮮なお刺身を食べる際には


島唐辛子ですよ。
この辛さやみつき。


これを

島焼酎で「きゅ~っ」といただけば ヽ(゜▽、゜)ノ

極楽ですよ。
暖かい温暖な気候に雄大な山&広く美しい海&温泉。
そんな地で美味しいお酒に肴。

これ以上何を望むというのか…


まだまだ望んじゃいます


分厚い白身魚のフライに


カラリと揚った明日葉の天ぷら。


そしてトビウオのくさやだぁ~

たぬき最初は匂いに閉口し、とても食べる事はできず。
しかし毎年少しづつ食べているうちに、匂いの奥にあるトビキリの旨みに気づきました。

今年はその旨みを堪能。


でも手でちぎっちゃいかんな。
指先にアノかほり残留(汗)


締めは


鮭チャーハン!
しゃけの塩味効いてました。


しっかり飲んで食べました。

明日はいよいよ八丈富士だぁ~