14:46

職場にてゆっくりとした揺れを感じる。「また地震か」と後輩と話をするも、普段と違い一向に収まる気配なし。明らかに体感したことのない異様な揺れに、次々と同僚はヘルメットを被り屋外へ。

慌てて飛び出す前にまずは震源を知りたくてテレビを点けNHKの速報を見る。


耳に入ったのは「震源は東北地方…」


この揺れで震源が東北!?


信じられなかった。遠く離れた南信州でこの揺れなら東北は?そして東京は?

不安よぎるも表へ。


電柱も、電線もイチョウの樹も、建物も、そして大地も 揺れていた。窓から見える室内の蛍光灯がかなり揺れている。こんなのは初めてだ。


収まってきたので室内に戻る。


室内放送で震源などの情報が流れる。

上司から「幹線道路とそれに架かる橋梁に被害がないか調査するとともに、各地区のセンターに寄り被害の連絡が寄せられていないか報告すること」との指示が出る。


14:55

施設管理者に対して「東北を震源とした強い地震が発生した。今後も余震が考えられることからテレビ・ラジオ等で緊急地震情報を入手すると共に、施設の被害の有無について調査し報告するよう」電話にて依頼。


すでにこの段階で携帯電話はほとんど繋がらず…


ひら衛門のぽんぼこ日記

テレビでは釜石での津波の状況。

最初は「水位が上がってきた、コンテナ流れてる」 いつもの数十センチの津波と同じ映像か…


と思っていたが、


水位は上昇し次々と車が流されていく…船が!道が!! さっきまでほんの先ほどまで走っていた車は?

信じられない光景が映し出される。


15:08

「動物園、異常なし」との報告


15:10

長野県担当者より電話。風越公園の状況について報告を求められる。

巡回中の職員に調査と報告を依頼。


15:29

「子どもの森公園、異常なし」との報告


15:33

「風越公園、異常なし」との報告。これを受け、長野県担当者へ異常がない事を連絡。


16:10

地区巡回中の職員より「担当地区、幹線道路および橋梁に被害が出ていないことを確認した」との電話。


つけっ放しのテレビからは信じられない光景が次々と映し出された。

上空のヘリからの中継ででは川をさかのぼる波、そして堤防を乗り越え田を、畑をそして家を…ありとあらゆる人工物を飲み込み、瓦礫として飲み込みながら勢いを弱めることなく進む津波。


まったくイメージしていた津波とは違う!


やがて行く手に2車線の道路が見えてきたが、その道路と数台の車を飲み込んでも飽き足らず、さらに進む波。

火が着いたまま瓦礫や車が流されていく。


これは現実、映画や特撮じゃない。


16:30

ショックを受けながら、近くの公園の点検に歩いて赴く。外は雪。

映像が頭から離れない。



18:00

上司の送別会…

でも皆どことなくいつもと違う。


乾杯も「被害に遭われた方の事を」…ひとことあって

万歳はもちろんなし。


酔えない夜。


ひら衛門のぽんぼこ日記

電車も地震で遅れ。幸いにもこの後10分後に発車。


21:10~

東京にいる友人らに安否を心配してメール。

21:24~

東京の友人らからメール「無事。でも帰宅するのに徒歩、1時間以上歩いた」とのこと よかった。


帰宅後、NHKに見入る。

不安な夜。