今日は職場の研修で「普通救命講習Ⅰ」を受講。
地元の消防本部を会場に心肺停止時の応急手当の方法を学びました。
たぬき、救急救命講習を受講するのは数年振り。消防団員の頃、上級の救命講習を何日もかけて学んで取得したものの、幸いにして生かす場もなく退団してからは、すっかり忘れていました。
そこで今回志願しての受講。
最初はテキストを用いての講義。
たぬきが最後に学んだ後、平成18年にガイドラインが変わったと聞いていましたが、いわゆる「簡素化」されて誰でも簡単に実行できるようになっていました。
違ったのは循環のサインの確認が無くなった事と、胸骨圧迫と人口呼吸の比率が15:1から30:2に変更となった事など。あとAED(自動体外式除細動機)の使用っすかね。
さっそく実技。
あ~思い出しました!周囲の安全の確認。
人形を使用しての胸骨圧迫と人工呼吸。
いや~ かつて学んだことは無駄ではなかった。胸骨圧迫の力加減も、1分間に100回のテンポも特に指摘されることはなく、すんなりできました。思った以上にかつて学んだ心肺蘇生法を覚えていました。
休息中に、人形をぱちり。
おっ!講師の先生、そんなところを?
ぱかっ
と開いて、肺が上下する仕組みを教えてくれました。
この膨らむ肺は衛生面を考慮して講義毎に交換しているとのこと。
良く出来ております。
休息後にいよいよAEDによる電気ショックを加えた心肺蘇生法を学びました。
しかしAED、誰でも使用できるようシンプルに出来ており、音声案内もわかり易い!
一度学んだら迷わず使用できるようになりました。
最終試技を経て修了証を頂きました。
今日学んだ事を忘れずに、いざという時に躊躇せず実施できるようにしたいものです。
しかし一つ気になる点が‥
もしもたぬきが、心肺停止状態に陥った場合‥
もしもAEDが用いられる事になった場合‥
注意事項にありましたが‥(以下原文のまま)
●胸毛が濃い場合
胸毛が濃い場合には電極パッドが体表面に密着しないため、「きちんと貼ってください」や「機械が不良です」などのエラーメッセージが流れます。その場合は、電極パッドを強く押し付けて密着させるか、貼った電極パッドをすばやくはがして貼り付ける部分の体毛を除去し‥
つまり、「ベリっと胸毛をはがせ」
‥
まづいです。
たぬき、化けの皮がはがれれば毛むくじゃらのたぬき。
それに人間モードでもふさふさ胸毛はあります‥(代わりに額の生え際は寂しい 泣)
いだぞう(痛そう)だから、胸毛はべりっとしないで、肉の所へ電極パッドを貼ってください‥
(まあ死ぬか生きるかですから、それどころではありませんがね)