063 京乃湯 2016.9.9 | 京都銭湯巡り〜You & Me OK?〜湯浴み桶

京都銭湯巡り〜You & Me OK?〜湯浴み桶

京都市内に現存する庶民の味方「町のお風呂屋さん」を巡って紹介します。ぜひ温まって下さい。

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てっきり居酒屋と勘違い…


いや、勘違いではなく
まごう事なき居酒屋!


京乃湯です {C420B9D9-81BC-4C96-9F1A-0FB91F0E2578}
金曜日の午後8時過ぎ…

暗がりに灯る電照看板がまるで砂漠のオアシスの如く客を惹きつけます。

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一階は駐車場になっています。

二階を見上げるとキリンの直営店かと勘違いしてしまいます。

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階段途中にはいたずらに空腹を刺激するメニューの数々。



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の暖簾を見て銭湯であることを
         再確認して入店します。

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下足場の一角に立派なマッサージ機2台が
設置されているのが目を引きます。
ちょっと落ち着きません。


フロントにはアルバイトと思しき可愛らしい娘さん。回数券が切れたので千円札を渡します。はい、570円のお釣りですね…

フロント前の広々としたロビーにはゆったりしたソファが並んでます。大型モニターに新聞やマンガ本なども充実しています。


…と、その奥に目をやると

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やっぱり居酒屋やんか!

沢山のお客さんが賑やかに飲ってはります。
風呂上がりの人だけではなさそうですね。



銭湯は三階です、、、

こちとらクルマなので飲むわけにいかず
後ろ髪を引かれながらも階段を上ります。

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きれいな脱衣所ですね。

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脱衣ロッカーに衣服を入れて「いざ、出陣」
…という段になって気がついた!

百円ロッカー⁉︎
(もちろん百円は戻ってきます)

先ほどのお釣りの570円は五百円玉…
すっぽんぽんで下りるわけにいかず、仕方がないのでもう一度服を着て、フロントで可愛らしい娘さんに両替してもらいました。
なんとも間抜けな話です。


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再度、脱衣を繰り返して
ようやく入浴です。


階下の居酒屋さんは繁盛していましたが、銭湯の方は何故かお客さんが居らず私一人だけ。写真を撮るチャンスなのですが、許可を得るためにはもう一度服を着てフロントまで行かなあきません。
「銭湯で3回服を脱ぐ男」…面白いオチが考えられるかもと思いましたが、その間にお客さんが入ってきたら元の木阿弥、脱衣どころか脱力です。

ええい、ままよ!
許可なくパシャリ…ゴメンナサイ(^^;;

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タイルは白を基調に明るくて綺麗です。

ボディソープ&シャンプーは備え付けが用意されていますので手ブラでOK!


浴槽のレイアウトはやや複雑です。

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特に女湯との境の右壁側の凹凸が激しく、果たして女湯のレイアウトはどうなっているのか…ジグソーパズルさながらです。


城攻めに例えると…奥にある本丸のサウナを攻め落とそうにも真っ直ぐ攻略できそうにない。


とにかく本丸へと攻め入りましょうぞ。


入ってまず目立つのが大きめの浅風呂
その横には小さめの深風呂、さらには
電気風呂へと横に連なる防御網。


縦方向には勢いよくジェット風呂が行く手を阻んでいる。

いずれも湯温はややヌルめなので与し易い。


その奥には左に水風呂、向いの薬湯は日替わりのバスフレンド。しかもがぷくぷく吹き出しています。あまりの気持ち良さに時間を費やしてしまいました。

水風呂は本丸サウナを攻略した後の楽しみに取っておきましょう。


いよいよ本丸へ…


の間の狭い中州を通り抜け、
ようやくサウナにたどり着く。

さすが本丸、銭湯にしては広いサウナです。13〜15人は入れるでしょうか。TVも設置してあるのが嬉しい限り。ゆったり空間で一人で汗を流す贅沢を暫し堪能しましょう。


敵もさる者、カランの数は充分、シャワーの湯量も勢いがあります。

しっかりと疲れを洗い流して城攻め終了…


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まことに結構なお湯で御座いました。

帰り際、階下の居酒屋はますます盛り上がっております。




みんな笑顔で楽しそう。
飲んで食べて湯に浸かる。
京乃湯は明日への活力、
難攻不落の不夜城だった。


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【京乃湯】
京都市右京区梅津南上田町47-1