こんにちは、ふらっとサロンの河合です😊
最近、こんなことを感じることはありませんか?
「若い頃のように、長時間歩けなくなった」
「夕方になると、ふくらはぎがパンパンにむくむ」
「腰痛がなかなか良くならず、ぶり返してしまう」

もし一つでも当てはまるなら、それは「歳のせい」だけではないかもしれません。
実は、あなたの身体を支える「土台」が、悲鳴を上げている可能性があるのです。
今日は、意外と見落としがちな「足のアーチ(土踏まず)」と、身体の不調の関係についてお話ししますね。
足は身体の「三脚」です
私は写真撮影が趣味で、よくカメラを持って出かけます 。
写真を撮るときに大事なのは、カメラを支える「三脚」なんです。
もし、三脚の足が一本でもグラグラしていたらどうなるでしょうか?
どんなに良いカメラを乗せても、写真はブレてしまいますし、倒れないように必死で支えなければならず、余計な力が入って疲れてしまいます。

人間の身体も、これと全く同じなんです。
私たちの身体における「三脚」は、地面と唯一接している「足の裏」です。
この足元が不安定だと、その上に乗っている膝、腰、背中、そして頭(カメラ)が、バランスを取ろうとして必死に踏ん張ることになります。
その「無意識の踏ん張り」の積み重ねが、「治らない慢性痛」として現れていることが多いのです 。
足にある「2つの重要なクッション」
1. 縦のカーブ(土踏まず)
これは有名ですよね。歩くたびにかかる体重を、バネのように受け止めて逃がす「クッション」の役割をしています。
2. 横のアーチ
足の指の付け根あたりにあるカーブです。これは指が地面をしっかりつかみ、踏ん張るための「安定装置」の役割をしています。
この2つのカーブが正常に働いていれば、私たちはブレることなく、軽やかに動き続けることができます。
「立った時の感じが変わる!」
しかし、このアーチが崩れて「ぺちゃんこ」になってしまうと、地面からの衝撃がダイレクトに膝や腰へ伝わってしまいます。
先日も、膝の違和感と腰の痛みで来院されたお客様がいらっしゃいました。
検査をしてみると、やはり足のアーチを支える筋肉が弱くなっていました。

そこで、膝や腰そのものではなく、足裏の筋肉を使えるように調整を行いました。
すると、施術後にベッドから降りて立った瞬間、お客様が驚いた顔でおっしゃったんです。
「あ、立った時の感じがはっきり変わりました!」
「足の裏全体で、地面にしっかり立てている感じがします」
そうなんです。 足元(三脚)が安定すると、身体は無理に踏ん張る必要がなくなるので、自然と腰や膝の力も抜けて楽になるんですね。
「痛いのは腰だけど、原因は足にあった」。
こういうケースは、実はとても多いのです
今すぐできる!「足の機能」チェック
あなたの足(三脚)は、ちゃんと「機能」していますか?
簡単なチェックをしてみましょう。
1. 足指ジャンケン(椅子に座って行います)
まず、裸足になって椅子に座り、かかとを床につけた状態で行ってください。
体重をかけない方が、純粋な「筋肉の動き」が分かります。
「グー」
足の指を思い切り内側に丸め込めますか?(足の甲の骨がボコッと浮き出るくらい強く握るのが理想です)
「チョキ」
親指だけを上げて、他の4本は下げられますか?(逆に、親指を下げて他を上げることはできますか?)
「パー」
指と指の間をすべて広げられますか?特に「小指」が薬指から離れて、しっかりと横に開くか見てください。

2. 片足立ち
目を閉じて片足で立ったとき、グラグラせずに10秒キープできますか?
3. 足裏チェック
濡れた足で床に立ったとき、土踏まずの形がくっきり出ますか?
それともベタッと全体がつきますか?
上手くできなかった場合、足のアーチをつくる筋肉がうまく働いていない可能性があります。
なぜ、アーチは崩れてしまうの?
一番の原因は、アーチを吊り上げている「筋肉がサボっている」ことにあります 。
足の裏や、すね、ふくらはぎの筋肉。
これらがしっかりと働き、テントのロープのように骨を引っ張り上げていれば、アーチは保たれます。
しかし、運動不足や合わない靴の影響で、これらの筋肉が「本来の仕事」を忘れてしまうことがあるんです。
これをキネシオロジー(身体の運動機能学)の視点で見ると、「筋力が弱化している(スイッチがオフになっている)」状態と言えます 。
眠っている筋肉を起こしてあげましょう
崩れたアーチを取り戻すために大切なのは、無理に鍛えることではなく、サボっている筋肉に「思い出させる」ことです。
指は動かさず「甲だけ締める」

やり方
- 椅子に座って、足を床につける
- かかとは床につけたまま
- 土踏まず〜甲を「きゅっ」と引き上げる
3秒キープ
これを5回繰り返す

地味な動きですが、足の裏の細かい筋肉(インナーマッスル)にスイッチを入れるのにとても効果的です。
「原因」が分かれば、身体は必ず変わります
足のアーチが崩れている原因は、人によって違います。
足の指の筋肉が弱い人もいれば、実はお尻の筋肉が弱くて、体重のかけ方がおかしくなっている人もいます 。
ふらっとサロンの「河合式三整法」では、カイロプラクティックで骨格を整えるだけでなく、キネシオロジーの検査を使って「どこの筋肉がサボっているから、アーチが崩れたのか」を突き止めます 。
「もう歳だから仕方ない」と諦める前に、一度ご自身の足元を見直してみませんか? 三脚(足元)が整えば、もっときれいな景色(楽しい毎日)が見えてくるはずですよ 。
当院では、カイロプラクティックやキネシオロジー、レイキを組み合わせた、
「河合式三整法」を用いて、その方に合ったケアを行っています。
気になる不調がある方は、いつでもお気軽にご相談ください。
あなたに合った整え方を、一緒に見つけていきましょう。
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