こんにちは、ふらっとサロンの河合です😊
電車に乗っていると、職業柄どうしても目がいってしまう場所があります。
それは、座っている人の「脚」。
男性は膝がゆったり(豪快に?)開いていて、
女性はスラックス姿でも、きゅっと閉じている。
「これって、ただのクセなんだろうなぁ」
そう思いながらも、頭の中では勝手に身体の分析が始まってしまいます(笑)。
よく、こんなことを耳にしませんか?
「電車で脚が開くのは、内ももの筋肉が弱いからだ」
「外側の筋肉が張っているから、膝が外に向くんだ」
もちろん、それも一理あります。
でも、カイロプラクティックの視点で見ると…
もっと意外なところが、脚の開き方を「操作」していることが多いんです。
今日は、そんな「電車の座り方から見る、あなたの身体の秘密」についてお話ししますね。
脚が開く?閉じる? それは「座り方の深さ」が決めている?
実は、脚が開く人と閉じる人には、決定的な違いがあります。
それは、「椅子にどう座っているか」です。
• 脚が開くタイプ = 浅く腰掛ける人が多い
• 脚が閉じるタイプ = 深く腰掛ける人が多い
「えっ、たったそれだけ?」と思われましたか? ですが、ここからが本題です。
なぜ、あなたの身体は「その座り方」を選んでしまうのでしょうか?
そこには、自分でも気づかない「身体の事情」が隠れているんです。
身体の事情とは・・
① 脚が開くタイプ(浅く座る人)の事情
電車でスマホを見ながら、お尻を前にずらしてダラ〜っと座っている方、よく見かけますよね。
そして、そういう方は大抵、膝がパッカーンと開いています。
「行儀が悪い!」
「だらしない!」
なんて責める前に、身体の声を聞いてみましょう。
なぜ、浅く座りたくなるのか?
それは、「骨盤を立てて座るための筋肉」が弱っているからなんです。

椅子に深く座り、背筋をスッと伸ばすためには、お腹の奥にある「腸腰筋(ちょうようきん)」というインナーマッスルがしっかりと働く必要があります。
でも、デスクワークなどでこの筋肉がサボり癖をつけて弱ってしまうと… 骨盤をまっすぐ支えていられなくなります。
すると、身体はどうするか?
「もう疲れたから、骨盤だけソファでくつろいじゃおう」
そう判断して、お尻を前にずらし、骨盤を後ろに倒してしまうんです
(これを骨盤の後傾といいます)。
いわば、骨盤だけ「リラックスモード」に入っている状態なんですね。
骨盤が後ろに倒れると、
股関節の構造上、脚は自然と外側に開こうとします。
つまり、脚が開いてしまうのは、あなたの意思が弱いからではありません。
「身体を支えるインナーマッスルからのSOS」だったんです。

② 脚が閉じるタイプ(深く座る人)の事情
では逆に、深く座って膝をピシッと閉じている人はどうでしょうか?
一見、姿勢が良くて素晴らしいですよね。
でも、ここにも落とし穴があります。
キネシオロジー(筋肉の反応を見る検査)の視点で見ると、
深く座って脚が閉じやすい人の中には、 「上半身が反り腰気味」になっている方が意外と多いんです。
骨盤が過剰に立ちすぎている(前傾している)状態ですね。
骨盤が前に傾くと、股関節は内側に入りやすくなります(内旋といいます)。
そのため、力を入れなくても自然と膝が閉じやすくなるのです。
「じゃあ良いことじゃない?」
と思うかもしれませんが、このタイプの方は、
常に腰や背中の筋肉がピンと張りつめていることが多いんです。
「座っている時は綺麗だけど、立ち上がると腰が重い」
「寝る時に仰向けになると腰が浮く」
そんな経験はありませんか?
それは、身体が「緊張モード」から抜け出せなくなっている証拠かもしれません。
座り方は、あなたの身体からのメッセージ
• 浅く座って脚が開く人 → お腹の深層筋がサボって、骨盤がくつろぎすぎているかも?
• 深く座って脚が閉じる人 → 腰が反りすぎて、背中がずっと戦っているかも?
どちらが良い・悪いではなく、 今のあなたの座り方は、
筋肉の状態・姿勢のクセ・心理状態が作り出した「結果」なんです。
電車での移動中、ふと自分の膝を見てみてください。
もし脚が開いていたら、 無理に内ももに力を入れて閉じるよりも、
「あ、私のお腹の筋肉、ちょっとサボり癖が出てるな」 と気づいてあげることが、改善への第一歩です。
どこがどうなっているか・・
「じゃあ、私のこの座り癖、どう直せばいいの?」
「どこの筋肉がサボっているのか詳しく知りたい!」
そう感じた方は、ぜひ一度、自分の身体の「根本原因」を探りにいらしてください。
サボっている筋肉を見つけ出し、本来の働きができるようにスイッチを入れるのが、私の得意分野です。
電車の中で「ハッ」としたあなた、今すぐチェックしてみてくださいね。
当院では、カイロプラクティックやキネシオロジー、レイキを組み合わせた、
「河合式三整法」を用いて、その方に合ったケアを行っています。
気になる不調がある方は、いつでもお気軽にご相談ください。
あなたに合った整え方を、一緒に見つけていきましょう。
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それではまた、次の記事でお会いしましょう。
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