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ふらっとサロン

骨格矯正カイロプラクティック院

たけ院長

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こんにちは!

たけ院長です。

 

春の訪れとともに、花粉症の症状が本格化してきました。

鼻がムズムズ、目がかゆい、そして止まらないくしゃみ…。

 

そんな花粉症の症状に悩む方が増えるこの時期、意外と多いのが「くしゃみで腰を痛める」トラブル。

 

「くしゃみをした瞬間、腰にピキッと痛みが走った…」

「何度もくしゃみをしていたら、だんだん腰が痛くなってきた…」

 

実は、くしゃみの衝撃は腰に大きな負担をかけ、ぎっくり腰や慢性的な腰痛の引き金になることがあるのです。

先日、TV番組でも解説してましたので本当に多いようですよ。

今回は、くしゃみで腰を痛めるメカニズムと、花粉の季節に腰を守るための対策を詳しくお伝えします。

 

 くしゃみで腰痛になるメカニズム

 

くしゃみは、時速160kmにもなる強い空気の流れを生み出し、全身に大きな衝撃を与えます。

その影響を特に受けやすいのが「腰」なのです。

 

1.     くしゃみで一気に腹圧が上がる

 

くしゃみをするとき、お腹の筋肉が瞬間的にギュッと収縮し、腹圧が急激に上がります。

この腹圧の上昇が、腰椎(背骨の腰の部分)に強い負荷をかけるため、

もともと腰が疲れている人は特に痛めやすいのです。

 

2.     前屈みになることで腰に負担

 

くしゃみの瞬間、反射的に体が前かがみになります。

このとき、腰の筋肉が強く引き伸ばされ、普段から腰に負担がかかっている人ほど、痛みを感じやすくなります。

 

 

3.     繰り返しで腰が疲労する

 

花粉症の時期は、1日に何十回もくしゃみをすることがありますよね。

この繰り返しの衝撃が、少しずつ腰にダメージを蓄積させ、慢性的な腰痛やぎっくり腰のリスクを高めるのです。

 

 

 腰痛を防ぐための3つの対策

 

1. 腰を支える筋肉を整える

腰に負担をかけないためには、お腹と背中の筋肉のバランスが大切。

ストレッチや軽い運動を取り入れて、腰周りをしっかりサポートできる状態を作りましょう。

 

お腹の奥の筋肉を鍛える

背筋を伸ばして立ち、お腹をへこませながら深呼吸を繰り返すだけ。

くしゃみの衝撃を受けても、腰を安定させる力がつきます。

腰のストレッチ

両膝を抱えて、ゆっくりと腰を丸めるストレッチを朝晩行うと、腰の柔軟性が高まります。

 

2. くしゃみが出るときの体勢を意識する

くしゃみをする瞬間に、正しい体勢をとることで、腰へのダメージを最小限にできます。

 

壁や机に手をつく

立っているときは、壁や机に手をついて体を支えると、腰にかかる衝撃を減らせます。

 

軽く膝を曲げる

立ったままくしゃみをする場合、膝を軽く曲げて腰を安定させると負担が少なくなります。

座って背もたれに寄りかかる

椅子に座っている場合は、背もたれに寄りかかってくしゃみをすると、腰を支えやすくなります。

 

3. 体を冷やさない

花粉症の時期は、気温の変化が激しく、体が冷えることで筋肉が硬くなり、腰痛を引き起こしやすくなります。

 

お腹や腰を冷やさないよう、腹巻きやカイロを活用する。

こまめに水分補給をして、筋肉の柔軟性を保つ。

入浴でしっかり温まる(シャワーだけで済ませず、湯船につかる)。

 

 

 くしゃみで腰を痛めてしまったら…

 

「くしゃみをしたら腰が痛くなった…」という場合、早めの対処が重要です。

 

✅ 応急処置

 

冷やす or 温める?

ぎっくり腰のような強い痛みがある場合は、最初の2日間は冷やすのが効果的。

その後、軽く温めることで回復を早めることができます。

 

無理に動かさず、楽な姿勢で休む

横向きで膝を軽く曲げると、腰への負担が少なくなります。

 

花粉の季節、腰を守るために早めのケアを!

春は気持ちのいい季節ですが、花粉症の影響で体が思わぬダメージを受ける時期でもあります。

腰痛を防ぐためにも、くしゃみの衝撃を甘く見ず、日頃のケアをしっかりと行いましょう!

 

気になることがある方は、お気軽にご相談ください!