こんにちは!たけ院長です。
12月も半ばを過ぎ、冷え込みが厳しくなってきましたね。
寒さが増すと、私たちの体は自然と筋肉を縮めて体温を維持しようとします。
このとき、一部の筋肉に負担が集中し、
逆に使われなくなる筋肉が出てきてしまうことで、
筋肉のバランスが崩れて不調を招くことがあります。
縮こまる姿勢がもたらす筋肉の偏り
寒い環境では、体を縮めることで熱を逃がさないようにするため、
一部の筋肉が過剰に働きやすくなります。
- よく使われる筋肉
- 胸鎖乳突筋(首の前側):首をすくめる動作で緊張しやすくなります。
- 僧帽筋(特に上部):肩をすくめる姿勢で収縮が強まり、緊張しやすくなります。
- 腸腰筋(骨盤周辺):体を丸める姿勢で収縮が強まり、腰周りの動きを制限します。
胸鎖乳突筋
一方で、
これらの筋肉に対して働くべき拮抗筋(反対方向に動く筋肉)が
使われにくくなります。
- 使われにくい筋肉
筋肉の力が偏るとどうなる?
寒いことで、
特定の筋肉が緊張し続け、過剰に働く状態が続くことになります。
このような、筋肉のバランスが崩れた状態が続くと、
以下のような問題を引き起こします。
- 血流の悪化
緊張しすぎた筋肉は、血管を圧迫して血流を妨げます。結果として、疲労物質が溜まりやすくなり、肩こりや腰痛の原因となります。 - 硬結の形成
血流が悪化すると筋肉内に硬結(硬いしこり)ができやすくなり、これが痛みを引き起こします。 - 関節の可動域が制限される
バランスの崩れた筋肉は、関節の動きを制限し、動作時に不自然な力が加わることで、痛みを増幅させます。 - 神経の圧迫
過剰に働いた筋肉が神経を圧迫すると、痛みやしびれを感じることがあります。特に腰痛ではこの影響が顕著です。
これらの悪循環が続くと、肩こりや腰痛が慢性化し、
日常生活に大きな影響を及ぼしかねません。
冷えによる筋肉のアンバランスを整えるためには、
- 使われすぎた筋肉を緩める
- 肩や首の筋肉(僧帽筋や胸鎖乳突筋)をストレッチで緩めましょう。
- 例えば、肩甲骨を引き下げる動きや、首をゆっくり伸ばすストレッチが効果的です。
- 使われにくい筋肉を意識的に使う
- 広背筋や下部僧帽筋を鍛えるエクササイズを取り入れましょう。
- ゴムバンドを使った引き下げ運動や、胸を開くストレッチが有効です。
- 全身の血流を促進する
当院でできるサポート
当院では、筋肉のバランスを整える施術を提供しています。
【筋肉反射テスト】を活用して、
使われすぎている筋肉と弱くなっている筋肉を特定し、調整します。
また、セルフケアとしてのストレッチや運動も個別に指導しています。
この冬、体を縮める姿勢から解放され、健やかな日々を過ごしませんか?
お問い合わせはいつでもお待ちしています!
ふらっとサロンでは
施術による調整も行いますが、ご自身でできる
調整方法もご指導しています。
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