こんにちは、
たけ院長です。
先日、当院を訪れた患者さんですが、
クルマを運転する際、右左を確認するときに横を向きにくいという
不調を抱えられていました。
さっそく検査してみると、肩から首にかけての筋肉の強張りが強く、
首が左右に45度くらいしか向くことができない状況です。
首の筋肉を緩める施術を重点的におこない、調整をおこなったところ、
施術後は70度くらいまで向くことができるようになりました。
「左右に首が向けるし、軽くできるようになった」と、
喜んでくれました。
緊張している筋肉
胸鎖乳突筋
首を左右に捩じるときに働く筋肉に、胸鎖乳突筋いう筋肉があります。
この筋肉は首を左右に捩じるだけでなく、緊張した状態にあって
身体を身構えるときにも関与しています。
ストレス社会では特に重要といえるかもしれません。
下の図にあるように、
首の前側で、首から鎖骨にかけてつながっている筋肉です。
この筋肉をご自分でストレッチする方法を紹介します。
緊張をほぐす
胸鎖乳突筋のストレッチ
1、頭を片方に傾け、傾けた反対側の頬骨を指で押さえます。
2、もう片方の手で鎖骨を押さえ、鎖骨と頬骨を広げるように引き離します。
3、この状態を10秒間保持します。
繰り返し、3回行います。
片側ずつ、右をやったら、左も行うようにします。
連携する筋肉
胸鎖乳突筋をストレッチしました。
これで十分かというと、そうではありません。
実は、筋肉は互いに伸ばしたり縮めたりする関係になっていることが多いです。
胸鎖乳突筋にもこの関係になっている筋肉があります。
それが、板状筋と呼ばれる背中の筋肉です。
板状筋
首の後ろ側で、後頭部から背骨の上部につながっている筋肉です。
この筋肉に力が入らないと、胸鎖乳突筋が十分に伸ばされず、
緊張が続いてしまっているのかもしれません。
板状筋のエクササイズ
1、首を斜め下に傾けます。
2、下げた側と反対側の頭を手で押さえ、傾けた頭を戻すように力を入れます。
3、押さえた手は頭を動かないように保持し、この状態を10秒間キープします。
繰り返し3回行い、
反対側も同じようにエクササイズを行ってください。
筋肉バランス
身体を動かすときには、関連する筋肉がバランスよく働いてくれることが大切です。
関連する筋肉のストレッチとエクササイズを継続的に行うことで、
首の動きが良くなって、クルマの運転で左右確認するときにも
辛さを感じることが減ってくると思います。
お体の状態に合わせて行ってみてください。
筋力のバランスを整えることは、筋肉にまつわる不調の予防や回復に
非常に効果的です。
今のあなたの身体はどういう状態にあるか、は姿勢が教えてくれます
どのあたりの筋肉に緊張がありそうなのか、
どこをストレッチ&エクササイズするのがよいのか?
気になる方は、下記のリンクからお問い合わせください。
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