「足し算」 というタイトルで
どーしてきつねうどんの写真??と思うだろうが
このきつねうどん、マジで 「足し算」 なのである。
地元・江坂にある 「紅葉庵」 といううどん屋なのだが
数多くの有名ブロガーさん達がイチ押ししていたので
先日行ってみた。
鰹の香りが最高に効いた、やや塩味の強いつゆ。
ひとくち飲んだ瞬間は
「ん?美味いけどちょっと塩辛いかも・・・。」
と思うのだが
分厚くてジューシーな揚げを食べることで
「おお、甘くて美味いぞー」
となる。
ここに、このきつねうどん最大のギミックが隠されている。
食べ進むにつれて
やや塩辛く感じたつゆと、甘い揚げの味が絶妙に混じり合っていく。
麺を食べきり、つゆを飲み干す頃には
「最初とつゆの味が変わってる~!!」
と、驚いてしまうほどに。
そして、そのラスト間際のつゆが最高に美味い。
つまり、このきつねうどんは
テーブルに出された時点では、まだ調理中で
食べ進むにつれて完成されていくのだ。
「つゆ」 と 「揚げ」 の 「足し算」 によって出来上がるうどん。
なんちゅうこだわり。
なんちゅう計算力。
いやはや、恐れ入りました・・・。
僕が食べたことのある大阪のきつねうどんの中で
間違いなくここが一番美味いかな。
さて。
うどんの話はこの程度にして。
「足し算」 によって、未完成が完成となるのは人間も同じ。
自分に不足している部分は、他の誰かの力を借りればいい。
ただ、単純に補ってもらって 「1」 とするんじゃなくて
それをもっと大きな力にすることだって可能だ。
夫婦だってそう。
二人の性格が似ているからといって上手くいくとは限らない。
“塩辛い” 自分と “甘い” 相手が一緒になって
何年も経ることで、最高の “味” になる。
テーゼとアンチテーゼから最高のジンテーゼを生み出すのだ。
問題は、どんなに美味いうどんも
時間が経てば冷めてしまうということ。
夫婦の場合は・・・?(笑)
