つよーい植物 | 小笠原のエコツアー

つよーい植物

こんにちは。

まだまだ暑い小笠原

今便は出港中にもツアーを入れて下さり、

本日は森山歩きをしてきましたよ♪


今日のコースの1つ、

岩山について少しご紹介します。


その名の通り足下は「岩(溶岩)」

がゴツゴツ。


真夏の太陽の下ではまさに

焼き石の上にいるような暑さです。

しかし、あたりはカラッとしていて

風が吹き抜けるととても心地よく快適です。


そんなカラッとしているのには訳があって

ここは土壌が浅く、

雨が降っても保水力が乏しく、

すぐに水分が流されてしまいます。


そのため乾燥した地質となっており、

植物もその環境に耐えられる強いものが

育ちます。


この植物達はどれも私の目線くらいの

背の高さしかありませんが

おそらく若木というわけではなく、

少量の水分でじっくりじっくり

育っているのでしょう。


そのためこの地域の植物はどれも

とても丈夫な性質になっています。


また、土壌が浅いと根っこを地中奥深く

伸ばすことが出来ないため、

背を高くすると強い風が吹いた時に

倒れてしまう可能性もあるのでしょう。


そんなこんなでこの岩山の植生のことを

「乾性低木林」と呼んでいます。


今はお花などはあまり咲いていませんでしたが

晴れている日の景色は最高です♪


ぜひ一緒に登りましょうね!