バンジャクロ
ここのところバンジャクロが実を鈴なりにつけています。
ピンポン玉くらいの黄色い実がたっぷりついて、とても美味しそうです。
ですが、人間が美味しいということは他の生き物にとっても美味しいようで、メジロやウグイスたちが狙っているのを良く見かけます。
本来小笠原に自生していなかったいわゆる外来種のバンジャクロ。彼らは鳥達によって山に運ばれ数を増やしたといわれています。
畑ではそんな彼らを増やし過ぎないように調整しながら、鳥達に食べられる前に実を収穫しています。
とった実はまだ青いので、数日置いて熟成させます。
甘~く熟れたバンジャクロの実はハートロックビレッジの朝食でジャムとして登場。
葉は乾燥させればお茶にもなるというなかなか便利な植物です。
こうやって人の管理のもと、数を制限させていけば彼らだって立派な果樹になるんですね。
最近は外来種はみんな「悪者」扱いされることが多いので、彼らのまた違った一面を紹介しました。
カッちゃん
