水玉模様 | 小笠原のエコツアー

水玉模様

今日は海況が悪かったため南島には上陸できませんでしたが、その代わりに兄島や南島周辺を回遊してきました。

ホエールウォッチングをしつつ兄島海域公園へ向かいました。

途中にはザトウクジラの親子がのんびりと泳いでいるところに遭遇しました。

ちょうど風が止んでいるときで、ブローの音がはっきり聞こえました。

海上を移動していると点々といくつもの島が見えます。

岩壁で囲まれた島は手付かずのありのままの自然という感じがしてそれだけで見ごたえがありました。

小笠原にはいくつかの場所で水玉模様の入った面白い景観の岩壁があります。

海から見える景観は水玉模様ですが、もともとはソーセージ状のものなんですよ。

これは、海底にあった火山の噴火により流れ出した溶岩が海水によって外側が急激に冷やされソーセージ状になった岩が積み重なったもので「枕状溶岩」といいます。

ちなみに、西洋の枕に形が似ていることからこのような名前がつけられたようです。


その後はジョンビーチやジニービーチを見ながら、イルカ・クジラ探しへ。

ジニービーチは父島で一番美しい海岸といわれています。

砂浜はサンゴからできたもので、輝くほどの真っ白さです。

また、南島やジョンビーチを始めとする様々な海岸では、「ビーチロック」とよばれるサンゴのかけらが海水に洗われてもう一度固まり石のようになったものがあります。

これもサンゴがたくさん生息している環境の特徴ですね。

まだジョンビーチに行ったことがないので、今度絶対に行ってみようと思います!

最後にはハシナガイルカの群れにも遭遇し、かわいらしい姿を見せてくれました。


あゆみ


小笠原エコツーリズムリゾート