小笠原の自然
今日は午前中は、南島を散策、午後はシュノーケリングをしてきました。
出発前は雨が降り、ツアーがどうなるかと心配でしたが徐々に天気は回復し無事に予定通り行われました。
南島は思っていた以上に岩場で、上まで登るのは一苦労でしたが、頂上からは南島を一望することができる絶景でした。南島は島全体が天然記念物ということで、自然保護に徹底していました。
島に入る前に靴の裏を洗浄したり、島にあるものは絶対に持ち帰らない、一日に南島に上陸できる人数に制限を設けていたりと、ルールが厳しく決められているからこそ、このような自然が守られており、この自然を今後も守り続けていかなければならないと改めて思いました。
シュノーケルのポイントに行く途中には、ザトウクジラを観察することができました。
ザトウクジラは学名をMegaptera novaeangliae といい「大きな翼」という意味があるそうです。ザトウクジラは夏場はアラスカなどの高緯度の地域で餌をたくさん食べ、冬場はこの小笠原などの低緯度の地域で繁殖を行います。
現在はちょうど繁殖のシーズンということで、たくさんのザトウクジラたちを見ることが出来ます。
小笠原の力強い生物や自然をまだ見ていない人は、是非見にいらして下さい。
大石 歩
