初めて尽くしの一日 | 小笠原のエコツアー

初めて尽くしの一日


今日はツアーのお手伝いではなく、お店の畑に行ってきました。

以前からブログで畑を見ていたのですが実際に見てみると凄いですね。綺麗に整備されていてとても立派な畑でした。

はじめに畑を一周した後、のこぎりと鉈を持ち森の中へレッツゴー!初めて鉈を使いましたが今日で使い方は完璧ですよ~

畑や畑の周りには小笠原に元々生息していた在来種ではなく、外国からやってきた外来種が多く生息しているのでその数を減らしているところです。

畑の近くには展望台があるのですがひとまずここで休憩~

小笠原のエコツアー
今日は入ることは出来ませんでしたが、ばっちり海を目で楽しみました。


この写真の手前側に白い花が咲いてるの見えますか?オオバナセンダングサと言います。

この花とても可愛らしいのですが、実は外来種なんです。

オオバナセンダングサは昔に園芸用として日本に渡ってきました。

種子が引っ付き虫みたいに引っ付いたり飛ばされたりしてどんどん勢力を伸ばしてしまったんです。

在来種はこのオオバナセンダングサとの競争に負け、居場所を取られてきているそう。

そこで私たちの出番です!

外来種をある程度減らすことで勢いをおさえ、外来種と在来種の比率を戻しているところです。


この写真の後ろにはすでにムニンタツナミソウという小笠原の固有種が生息していますが、そこに小笠原の栄養たっぷりの天然腐葉土を足すお手伝いをさせていただきました。

花が咲くのは3~4月なので研修の間に見ることは出来ませんが、白い綺麗な花が咲きます。


こうして汗を流して外来種と在来種の入れ替えをし、小笠原原産の植物や生物だけがいる島に戻れる日を楽しみに、これからも畑仕事やツアーのお手伝いをしていきたいと思います。


さき