9.23 光を超える!? | どこかの一番星

どこかの一番星

様々な日記やニュース・情報を挙げていきます。

物理:光より速いニュートリノ? 相対性理論覆す発見か


ニュートリノを飛ばす実験
 【ジュネーブ伊藤智永】欧州合同原子核研究所(CERN、ジュネーブ)は23日、素粒子ニュートリノを光速より速く移動させる実験に成功したと発表した。事実なら、「光より速い物質は存在しない」としたアインシュタインの特殊相対性理論(1905年)を覆す物理学上の「大発見」となる可能性があるという。

 発表によると、日本の名古屋大、神戸大や欧州、中国などの研究者約160人が参加する「国際研究実験OPERA」のチームが、CERNからニュートリノ1万6000個を、約730キロ離れたイタリアのグランサッソ国立研究所に地下を通して飛ばしたところ、2.43ミリ秒後に到着し、光速より60ナノ秒(1億分の6秒、ナノは10億分の1)速いことが計測された。

 1万5000回も同じ実験を繰り返し、誤差を計算に入れても同じ結果が得られたという。チームも「説明がつかない」と首をかしげており、実験データを公表して、世界中の研究者に意見と検証を求めたいとしている。

 CERNは世界最大のエネルギー加速器を備え、宇宙誕生の瞬間を人工的に作り出すことを通じて、物質と出合うと消滅する「反物質」の観測、物質の重さや真空、空間などの原理的解明を目指す国際的な研究機関で、日本も共同研究に参加している。

毎日新聞 2011年9月23日 21時32分(最終更新 9月23日 22時32分)




さて、このニュートリノとは何でしょう?


物質の最小単位は「分子」という粒子になる。

「分子」はさらに「原子」に分けられる。

「原子」はさらに素粒子に分けられる。
簡単にいうと「原子」は、電子と陽子と中性子という素粒子でできている。
一般的にいうと、物質を細かく分割すると素粒子という単位になる。

「原子」より小さな基本粒子が素粒子である。

素粒子は大きく3つに分類される。
(1)ゲージ粒子:光などの基本的な力を媒介する粒子。
(2)レプトン:電子やニュートリノなど
(3)ハドロン:陽子や中性子など。ハドロンはクォークという粒子2個以上でできている。

ニュートリノは中性子が壊れるときなどに生成される粒子でとても軽く電荷はゼロ(中性)。






これまでは光が最も速い物質であると言われていましたが

この結果が正しいならニュートリノが最も速い物質ということになります。

このニュースを携帯で見たときはびっくりしましたね

しかし、科学は論理の世界なので理屈を見出せるまで正しいとはいえません。

是非、頑張ってほしいです。