ニャンコと、不便は不幸なのかという事 | 乳がんになっちゃったけど、2人目妊活頑張りたい!

乳がんになっちゃったけど、2人目妊活頑張りたい!

38歳2人目妊活中に乳がん発覚…全摘の方向…だけど、もう一回妊娠、出産して授乳したい!




前にチラッと書きましたが、我が家には下半身付随のニャンコがいます。


かなり小さい子猫の時に交通事故に遭い、以前私が働いていた動物病院に運ばれました。


生死をさまよい…安楽死をするかしないかの所で…院長先生に『シャーーーーーーッ!!』と小さい身体いっぱいに威嚇をし…


『こいつはまだ生きる!』と院長先生が確信して安楽死を免れました。


でも腰から下は感覚麻痺。4本足では歩行できず、前足で下半身を引きずりながら歩いてます。


高い所には上がれず、自分で排尿排便できません。


長かった尻尾は感覚がないもんで、格好のオモチャに…自分でズタズタに食いちぎってしまい、手術の末、短い尻尾になってしまいました。


でも…彼、とっても強いんです。同じく病院で飼われていた猫3匹、犬2匹と共に我が家に来たんですが、1番強い。


喧嘩っぱやく、すぐ猫パンチ…


そして卑怯にも後ろから飛びかかる事もしばしば…


そして前足のみなのに、むちゃくちゃ早い(笑)


みんな逃げても追いつかれ、彼に噛みつかれる事しばしば…


よく私に怒られています猫


そんな彼がまだ病院にいた頃、入院している猫ちゃんに会いにとある飼い主さんがやってきて、隣のケージにいる彼に気付き…


彼の生い立ちを話すと


『なんて可哀想な…』と…


それを聞いて物凄くビックリして、物凄く違和感を感じました。


『いやいや、ちっとも可哀想じゃないんです、この子!1番強いし、1番早いし、自分が下半身不随だという事をちっとも悲しんでないんです!超ハッピーライフなんです!』


と言おうかと思いましたが、やめました。その飼い主さんは本当に優しい気持ちで言ってくれた訳だし、彼の日々の生活を知らなければ可哀想に映っても仕方ないのかな…と。


私が唯一可哀想?というかどうにかしてやりたいと思うのは、顔の周りを掻けない事…痒くてもなんでも、後ろ足でかかかかかっ!とかく事ができない…(時々掻いてやります)


それ以外は本当に同情の余地がないくらい…大きな顔して幸せたっぷりに生きている訳です。









乳がんになって、基本的には言わないでいる事がほとんどですが…


状況的に言わざるを得なくて乳がんをカミングアウトした時に…


『可哀想に…』


と言われるとなんとも居心地の悪い気持ちになります。


『え…私可哀想なのか?』と。


確かに胸は失った。


乳がんになって、そのせいで入院して手術して。


未だに痛みやら違和感で落ち込む事もあるけれど…


なんとなく、『可哀想』という言葉が居心地悪いです。


あ、あの時、あの患者さんが彼猫に対して言った『可哀想』に感じた違和感と同じなのかな?


なんて思って長々書いてしまいました。


不便である事は必ずしも不幸ではない。


幸せか不幸かどうかは最終的には自分が決める事なのかも…?




我が家のニャンコ!4匹いたニャンコは2匹星になってしまったので、今はこの2匹だけ猫猫


言わなくても分かりますが、オムツ&トレーニングパンツ履いてるのが彼です(笑)


ホットカーペットで仲良く炙り中…