結果は『カビ』でした。身体の中で感染を繰り返して増殖していくカビとかだったかな?すみません、はるか昔の事で記憶が…(笑)
『この薬を飲んだら、そのカビ全部死滅しますからね、大丈夫ですよ』
と女医さん。
『はい、分かりました』
と私が答えると…
ジーーーーーーーーッと私の顔を覗き込み…
『あなた…今カビの事可哀想って思ってるでしょう!!』
と。
『はい、分かりました』しか言ってなかったのに、ビックリしました。
人間に対しては物凄く冷徹になれる時もあるんですが(笑)、動植物に対してはすぐ感情移入してしまいがち…
ゴキブリ、ハエ、蚊などいわゆる『害虫』と言われてしまうような虫達は、息子や飼ってるワンコ、ニャンコにも害をもたらすので、心を鬼にして殺めます。
でも苦しんでいるところとか見ると
『可哀想に、ごめん…』
と思ってしまいます。
その他の虫は殺さず放置、もしくは外に放り投げます。
雑草も抜く時は一回一回
『ごめんね、ごめんね』
と言いながら抜きます。
まぁここまでくると異常ですよね(笑)自覚してます。
話は戻って、その女医さんに
『死滅します』
と言われた時に『可哀想』と思ったつもりはなかったんですが…そういう風に見えたんですかね?
『そうやってね、可哀想とか、同情してくれる人のところにくるの。カビも生きてるからね、自分が生き抜く為に優しさにつけ込むのよ。出て行け!って、死滅しろ!くらいの気持ちでいないと、治らないわよ?』
カビに語りかけるって医者なのに非論理的だなぁと思いましたが、とりあえず薬を飲む度に死滅しろ!と思いました。
私の語りかけが効いたのか、単に薬が効いたのか分かりませんが、ちゃんとカビは死滅しました。
そんな女医さんとのやりとりをふと思い出しました。
だから…声を大にして言っておく…
癌細胞よ、お前の事なんかちっとも可哀想じゃない。苦しんで死滅するがいい。右胸にいようと、左胸にいようと、私の身体の他の場所に移っても無駄!そこでも死滅させてやる!2度と私の身体で増殖するな。
おバカな話に付き合っていただき、ありがとうございました。