福島・明治初期の擬洋風建築「旧南会津郡役所」 | 気ままに☆旅の雑記帳

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8月18日、南会津町田島にある旧南会津郡役所へ行きました。

1885(明治18)年に建設された擬洋風建築で、福島県指定重要文化財になっています。

 

 

 

もともと現在の南会津合同庁舎がある場所にあったそうです。

合同庁舎建設に伴い、現在地に引家され、原形どおりに復原されたものです。

 

 

 

ギリシャ建築を思わせる円柱や扇形のステンドグラスなど、

明治初期の擬洋風建築の特徴が随所に見られます。

 

 

 

 

館内は、郡役所の変遷や鴫山城遺跡など南会津地域の様々な資料を展示しています。

 

 

 

南会津地域の歴史を語るうえで欠かせないという「南山御蔵入騒動」の資料展示室。

 

 

 

たくさんのパネルで分かりやすく説明されています。

 

 

 

1682(天和2)年の高札もあります

 

 

 

当時の雰囲気そのままの赤い絨毯と円卓がある「郡長室」。

第14代南会津郡長が着ていた「大礼服」も展示されています。

 

 

 

洋と和の雰囲気が混在する廊下。

 

 

 

当時会議室として使われていた正面の2階部分。

現在は多目的ホールになっています。

 

受付にいる女性の方から丁寧に説明していただきました。

おかげで、見どころだけでなく、南会津の歴史も合わせてよく分かりました。