5月4日、諏訪大社下社春宮に続いて、「下社秋宮」へ行きました。
諏訪大社は、全国に1万以上ある諏訪神社の総本社です。
諏訪湖の南に上社(前宮・本宮)、北に下社(春宮・秋宮)とに分かれています。
この4つの宮を合わせて諏訪大社と総称しています。
鳥居をくぐって緩やかな上りの参道を進むと、「根入りの杉」がそびえています。
この木の皮を煎じて飲ませると、夜泣きが止まるのだそうです。
右手には「御神湯」と書かれた温泉の流れる手水鉢があります。
龍の口からかなり熱い温泉が出ています。
国の重要文化財に指定されている「神楽殿」。
両脇に青銅製では日本一の大きさといわれる狛犬がいます。
出雲大社のしめ縄によく似た、重さ1tもの大きな縄が掛けられています。
御柱祭ごとに新しいものに掛け替えられているそうです。
「神楽殿」の奥にある二重楼門造りの「幣拝殿」。
左右に「片拝殿」とよばれる建物が並ぶ独特な造りになっています。
現在の社殿は、1781(安永10)年に建てられています。
立川流といわれる彫刻が施され、こちらも国の重要文化財に指定されています。
向かって右側にある「秋宮一之御柱」。
御柱は「幣拝殿」などを囲むように4隅に建てられています。
御朱印は社務所でいただきました。
渡される引換券は参拝記念としていただくことができます。