9月16日、中津川市にある「苗木城」へ行きました。
「絶景!山城ベストランキング」で第1位を獲得した山城です。
苗木遠山家の城跡で、天然の巨岩を利用した石垣が残っています。
駐車場からすぐの足軽長屋跡から、苗木城の天守跡付近を見ることができます。
当時の苗木城の復元想像図が描かれた看板がありました。
城壁は白漆喰ではなく赤土がむき出しになっていて「赤壁城」とも呼ばれています。
復元想像図からイメージを膨らませて城跡を登っていきます。
苗木城の大手門にあたる「風吹門」跡。
門扉と柱は、麓の「苗木遠山史料館」に展示されています。
三の丸にある苗木城で最大の櫓だった「大矢倉」跡。
巨石の上に整然と石垣が積まれていて、巨大な城塞のようです。
本丸へ向かう登城道の入口に「苗木城跡」の石碑があります。
後ろに見えるのが、一番大きな門があった「大門」跡です。
「本丸口門」跡の手前にある「千石井戸」。
今でも水が湧き出ているそうです。
巨石の上に木組があるところが「天守」跡です。
「玄関口門」跡を通って登っていきます。
「玄関口門」跡を登った先から見た「大矢倉」跡。
この景観から「岐阜のマチュ・ピチュ」とも呼ばれています。
本当にペルーの世界遺産「マチュ・ピチュ」のようです。
(訪れたことがないのであくまでイメージですが。)
「天守」跡の巨岩の上に建っている「天守展望台」。
明治時代の初めに取り壊された「天守」の柱があった穴を利用しています。
「懸造り」という工法で2年かけて再現したそうです。
木曽川や恵那山、中津川市街から恵那の笠置山までがパノラマで一望できます。
15分ほどで登ることができ、巨石や石垣などの見どころが満載、眺めも抜群です。
気軽に山城を堪能できる、おススメの山城です。