谷川岳ロープウェイの土合口駅の近くにある「谷川岳山岳資料館」。
ロッジ風の建物が、ロープウェイから見えて気になったので、行ってみました。
資料館の前には、カモシカとヒグマの仔の剥製が展示されています。
真ん中に座るのは、ぐんまちゃん。
入口には館長の八木原圀明さんのミニパネルがあります。
館内の説明をお願いすると、八木原さんが気さくに応対してくださいます。
中に入ると、ザイルやピッケル、アイゼン、リュックサック、登山靴などが並びます。
登山道具に詳しくないのですが、リアルな登山道具に圧倒されます。
「お手を触れて下さい」とあって、どれも実際に手に取って触ることができます。
館内は、谷川岳を中心に、たくさんの山岳資料や写真が展示されています。
18歳の浩宮さま(現在の天皇陛下)が谷川岳に登頂された時の写真もありました。
ジオラマなども展示されていて、詳しくなくても山の魅力を感じて楽しめます。
そして何より驚いたのは…
植村直己さんの直筆色紙があったことです。
世界初の五大陸最高峰登頂や北極点単独到達を果たした冒険家、植村直己さん。
一緒に展示されていた『北極圏一万二千キロ』は何度も読んだ覚えがあります。
改めて植村さんの著作を読みたくなりました。