東本願寺から西本願寺へ行きました。
西本願寺の総門から見た、御影堂門。
奥に目隠塀があって、御影堂を見られないようになっています。
総門から続く門前町に、赤レンガ風のタイルが張られた建物があります。
真宗本願寺派僧侶の教育施設「本願寺伝道院」です。
1912(明治45)年、真宗信徒生命保険株式会社の社屋として建てられたものです。
東京帝国大学教授の伊東忠太が設計しています。
赤レンガ壁だけでなく、インドのイスラム様式のドームも特徴的です。
さまざまな建築様式が取り入れられた、独創的な建物です。
入口前には、狛犬のような石像があります。
真宗なのに狛犬?と思いきや…
入口前だけでなく、建物の周りには、妖怪(怪獣?)のような石像がたくさんあります。
設計者の伊東忠太は、妖怪好きだったそうです。
内部は通常非公開とのことですが、外観だけでも一見の価値ありの建物です。