郡上八幡の歴史や文化を紹介する博物館「郡上八幡博覧館」へ行きました。
大正時代に建てられた税務署の建物をそのまま利用しています。
展示は、「水」「歴史」「技」「郡上おどり」のコーナーに分かれています。
「水」のコーナーでは、生活に欠かせない水と人々の関わり方が紹介されています。
「歴史」では、郡上の歴史に関する出来事や伝説を、パネルや資料で紹介されています。
古今伝授を終え、京都に帰る宗祇を見送る場面が人形を使って展示されています。
宝暦騒動(郡上一揆)の紹介、怪談「番町皿屋敷」でお菊さんを切った刀などもあります。
「技」のコーナーでは、「郡上紬」や「郡上本染」、「郡上びく」などの伝統工芸品のほか、
「シルクスクリーン印刷」、芸術家のアート作品まで幅広く展示されています。
郡上八幡が故郷ともいわれる「食品サンプル」も見られます。
「食品サンプル」は、全国シェアの大半を占めているのだそうです。
一番の見どころは、「郡上おどり」のコーナーです。
「郡上おどり」の由来や特徴、踊り方などが紹介されています。
日本三大民謡に数えられる「郡上おどり」は、重要無形文化財に指定されています。
代表曲「かわさき」など、全部で10曲あるそうです。
1日5回、「郡上おどり」の実演が開催されます。
タイミングよく、実演紹介を見ることができ、楽しむことができました。
「郡上おどり」をはじめ、見応えのある施設でした。
この日(9月17日)は、郡上八幡城まで無料シャトルバスが出ていました。
シャトルバスを利用して、お城へ向かいます。