新潟・大久保長安が奉納した石鳥居「小比叡神社」 | 気ままに☆旅の雑記帳

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蓮華峰寺に隣接する旧鎮守の「小比叡神社」。
「山王大権現」と称していましたが、神仏分離令で「小比叡神社」に改められたそうです。

 

 


境内入口の鳥居は、日本海側最北の石造明神鳥居で、国指定の重要文化財になっています。
初代佐渡奉行の大久保長安と弟の大久保安政が、1608(慶長13)年に奉納したものです。

 

 


江戸時代前期の建立と推定されている茅葺きの「拝殿」。
新潟県指定の有形文化財になっています。

 

 


拝殿に掲げられた社額には「天満大神宮 山王大権現 白山大権現」とあります。
鎮守だった当時の名残と思われます。

拝殿の後方の覆屋内に「本殿」があります。
1640(寛永17)年に建立されたもので、石鳥居とともに国指定の重要文化財になっています。

 

 


境内からは、蓮華峰寺の金堂と快慶供養塔が見えます。
周囲の穏やかな山容とともに、歴史を感じることができる神社でした。