8月13日、小国町の飯豊温泉「国民宿舎 飯豊梅花皮荘」さんで立ち寄り湯をしました。
山形県と新潟県の県境から脇道に入り、かなり奥に進んだところにあります。
玄関の前には、シュールな「顔ハメパネル」があります。
“顔ハメ”すると、かわいい顔をしたクマの親子にプロレス技をかけられてしまいます。
温泉は男女別の大浴場があります。
男湯は「なた」(女湯は「へら」)と書かれた暖簾がかかっていました。
源泉は、飯豊1号、2号、3号、4号、5号の混合泉、加水・加温なしの源泉かけ流しです。
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉で、pH値は6.6です。
20人ほどが入ることができる大きな浴槽。
鉄分を含む湯花が付着しているので、黄土色の濁り湯のように見えます。
石造りの湯口からは、透明な源泉がかなりの勢いで注がれています。
やや塩辛い、とろみのあるお湯です。
浴槽の縁全体からオーバーフローがあり、贅沢な気分になります。
壁と天井は総木造り、天井が高くて窓も大きい、たっぷりの光が入る明るい浴室です。
洗い場は7か所あります。
チェックイン前、日帰り入浴ができるギリギリの時間だったので、貸切状態でした。
秘湯のような雰囲気の温泉を、思う存分堪能することができました。
なお、別館「川入荘」さんには露天風呂があり、宿泊者は無料で利用できるそうです。