8月8日、白老町にある「ウポポイ(民族共生象徴空間)」へ行きました。
「ウポポイ」は、正式名称の「民族共生象徴空間」という名前が示すように、
アイヌ民族の歴史・文化を学び伝えることを目的とした“空間”です。
以前あった「白老ポロトコタン」を発展させる形で、国が整備したものです。
愛称の「ウポポイ」は、アイヌ語で「大勢で歌うこと」を意味しているそうです。
「ウポポイ」の敷地面積は、約10万平方メートル。
「国立アイヌ民族博物館」や「国立民族共生公園」などの施設があります。
まずは、ウポポイの玄関となる「いざないの回廊」を進みます。
回廊を抜けると、「歓迎の広場」、そして「エントランス棟」に出ます。
その先に「入退場ゲート」があります。
有料エリアに入って、正面にあるのが、「国立アイヌ民族博物館」です。
船の形にも見える、とても大きな建物です。
博物館2階のエントランスから、ウポポイの全体を見渡すことができます。
左手に見えるのは、アイヌの伝統芸能などが上映される「体験交流ホール」です。
正面に「チキサニ広場」と「ポロト湖」、右手奥に「伝統的コタン」があります。
博物館内は、明日以降に紹介します。
ウポポイPRキャラクター「トゥレッポん」。
チキサニ広場にある特設ステージで行われる「コタンの語り」。
ムックリ(口琴)の生演奏を聞くことができました。
アイヌの昔のチセ(家屋)が再現されているエリア「伝統的コタン」。
室内の見学のほか、アイヌの暮らしや文化についての話を聞くこともできます。
その中のひとつ、「シノッチセ(遊びの家)」。
アイヌ語学習プログラム「アイヌイタカリアイェロ」に参加しました。
始まるまで、チセの内部を見学できます。
独特のアクセントも併せて、いくつかのアイヌ語を教えていただきました。
「スィウヌカㇻアンロ」(またお会いしましょう)。
とにかく見どころ満載、体験もできて、1日がかりで楽しむことができる施設でした。
博物館やレストランなどについては、このあと紹介していきます。