新潟・広田温泉「奥の湯 湯元館」その2 | 気ままに☆旅の雑記帳

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「奥の湯 湯元館」さんの温泉は、24時間いつでも入ることができます。
部屋でひと休みしたあと、さっそく入りました。

 

 


広田温泉は、1805(文化元)年に温水が自噴しているのを発見したのが始まりとのこと。
その後、1832(天保3)年に「湯小屋」が建てられ、湯治場になったそうです。

 

 


源泉は宿から300mほど離れた場所で現在も自噴しています。

泉質はアルカリ性単純冷鉱泉、pH値は9.3です。
源泉温度が低いので、周辺の豊富な天然ガスを利用して加温しています。

 

 


脱衣場は狭いながらも白木張りできれいです。
脱衣棚に6つの脱衣籠、あとは洗面台が1つあるのみで、とてもシンプルです。

 

 


アルカリ度が高いお湯なので、注意書きにある通り、浴室内の床はよくすべります。
露天風呂に屋根がなく、降雪・雨天時は「笠」が必要になります。

 

 


内湯の浴槽は段差があり、手前が浅く、奥が深く作られています。
お湯は無色透明、ヌルヌル・トロトロ感がすごいです。

 

 


シャワー、カランから出てくるお湯も全て温泉です。

 

 


内湯から外へ出ると、“雪見風呂”ができる露天風呂があります。
お湯は、内湯よりもヌルヌル・トロトロを強く感じました。

 

 


年を越す前と後にも露天風呂に入りました。
しんしんと雪が降っていたので、雪の量がどんどん増えています。

 

 


もちろん、翌朝(元日)も露天風呂に入りました。

同じ雪景色ですが、最初に入ってから半日あまりで、さらに30cmほど積もりました。

ヌルヌル・トロトロ感がすばらしく、年をまたいで全部で6回入りました。
いつも貸切状態だった(独泉できた)ので、年越しで思う存分アルカリ泉を堪能しました。