上山城の本丸跡に鎮座する「月岡神社」。
上山藩主だった藤井松平氏始祖の利長と2代目の信一が祀られています。
地名(神社名)が「月岡」だからなのか、石灯籠の火袋が三日月形になっています。
当初は、徳川家康を祀る「東照宮」が建立され、合祀されていたそうです。
明治初めに東京へ移されましたが、その後再び藤井松平氏が祀られています。
境内には「沢庵桜」と呼ばれる桜があります。
上山に配流された沢庵和尚を慰めた、見事な桜の木に由来しています。
上山城が取り壊された時、切り倒されましたが、
根元から生えていた若芽から苗木を育て、現在に至っているそうです。
「御朱印」は書き置きのものをいただきました。
「アマビエ」とともに「新型コロナ退散!」印がありました。