12月27日、横浜市の日本大通りに面したところにある
「横浜開港資料館」へ行きました。
イギリス総領事館として使われていた旧館と
横浜に関する資料が展示されている新館があります。
旧館に入ると、右壁面に「薩英戦争記念銘板」があります。
薩英戦争で犠牲になったイギリス人将兵を記念して、
横浜在住のイギリス人がつくって設置したものだそうです。
記念ホールは総領事館時代に待合室だったところです。
現在は来館者の休憩室として使われています。
旧館と新館に囲まれた中庭には、
「たまくす」と呼ばれるタブノキの大樹があります。
「ペリーの横浜上陸図」の右端に描かれている木が
当時の「たまくす」の木です。
震災や空襲などをくぐり抜け、新たな芽から再生して
生き続けている「歴史の生き証人」です。
新館では、ペリーが上陸した当時から昭和初期までの
横浜にかかわる歴史資料が展示されています。
資料館に隣接して、「開港記念広場」がありました。
「日米和親条約」を締結した地だそうです。
資料館とともに、「歴史」を身近に感じることができました。