京都・智積院 | 気ままに☆旅の雑記帳

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ヒマがあってもなくても旅に出ています。
旅先では、名所を見る、おいしいものを食べる、温泉に入る、御朱印をいただくなど、何でもありのことをしています。
国内外の旅はもちろん、ちょっと出かけたところでのことを気ままに綴っていきます。

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豊臣秀吉の亡子・鶴松の菩提寺だった祥雲寺をもとに
建てられた智積院。
 
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二本の柱に横木を渡した冠木門から入ります。
 
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参道の正面にある、昭和50(1975)年再建の金堂。
桔梗紋は加藤清正の家紋に因むそうです。
 
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宝物館。
国宝「桜楓図」など、長谷川等伯一門の障壁画を見ることができます。
 
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講堂。
灌頂道場や各種研修の道場として使用されています。
 
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右に回り込み、大書院へ向かいます。
 
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大書院の広縁越しに見る名勝庭園の佇まい。
庭園を鑑賞しつつ、腰をおろして一休みです。
 
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「利休好みの庭」と伝えられ、中国の蘆山を模して造られています。
この庭が造られたとき利休はすでに亡くなっているので、
利休ならこんな庭を好むのでは…と考えて造られたそうです。
 
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庭には歩く庭、立見の庭、座っての庭とあるそうで、
この庭は座って見る庭とのこと。
 
それほど奥行きがあるわけではありませんが、
石や植え込みの配置の工夫で実際以上に空間を広く感じます。
 
平安期の寝殿造りの釣殿のように、
庭園の池が書院の縁の下に入り込んでいます。
 
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池にかかる石橋から奥は、智積院の前身の祥雲禅寺のものです。
 
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大書院、上段の間。
長谷川等伯一門の障壁画のレプリカを見ることができます。
 
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鮮やかな障壁画と緑の庭というコントラストは
「都一の華やかさ」と称えられたころの雰囲気を伝えています。
 
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全く趣の違う枯山水の庭園もあります。
 
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正面玄関・使者の間にある「布袋唐子嬉戯の図」。
明治大正期の画家・月樵道人の作品です。
 
他にもいろいろな襖絵を見ることができます。 
 
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講堂の広縁を通って出入口へ戻ります。
 
すばらしい庭園をゆっくり見ることができ、
元旦から贅沢な時間を過ごすことができました。