Larry Carlton@Billboard Live Yokohama 2024
今さら説明不要、日本でも万人に親しまれているギタリスト
Larry Carlton
今回、Billboard Liveにて、計14公演
Salute Japan Tour ~The Crusaders – Steely Dan – Fourplay~
そのように題され、いわば集大成と言えるライヴ
また今回が最後の長いツアーともアナウンスされました。・・・
初日に当たる5月1日(水)Billboard Live Yokohamaでのセカンド・ステージです。
来日回数も多いということで、自分としても行ったり、行かなかったり・・・
そんなLarry Carlton公演ですが・・・今回は前述の通り、キャリアの集大成
そのようにも思ったので、何とか行かねば・・・
そう思い、ギターもやっている大阪の友人と・・・そう思い、大阪公演を
・・・しかしBillboard Live Osaka公演は1日だけ、ということでか、Sold Out
・・・そんなこともあって、Yokohamaなら取れそうと思い、自分の行ける日
5月1日(水)・・・ということにしました。
・・・で、セカンド・ステージだったのですが、自分は時間を1時間間違えていて
Billboard Live Yokohamaに着いたのはなんと開演5分前
そんな中、何と偶然にも自分の隣が、Bruce Springsteenファン仲間の友人
ギターをやっておられる方なので、やはり来られたということでしょう。
開演予定時刻20時を回ってライトダウン
「グラミー賞受賞のギタリスト、Mr. Larry Carlton」
このアナウンスに続き、ステージ上には、Larry Carltonギター
お馴染み息子のTravis Carltonベース、Ruslan Sirotaキーボード🎹
Mark Douthitサックス🎷、Barry Greenトロンボーン
Gary Novakドラムス、この6人
Larryは、ステージ中央、お馴染みのGibsonのES-335を抱え・・・
軽快なキーボード🎹のイントロから、Minute By Minuteでスタート
勿論、The Doobie Brothersのナンバー
Larryはオリジナルのレコーディングには参加していませんが・・・
自身でカバー、ライヴでも定番となっていて、最初はサックス🎷がリード・パート
そして心地よいギター・プレイを聴かせてきれます。
続いてドラムスのカウントから、これもお馴染み Smiles And Smiles To Go
軽快なビートに合わせてリラックス・ムード・・・
しかし目の覚めるような素晴らしいプレイを堪能です。
「有難う、来れて嬉しい、楽しんでほしい・・・」
Larryはそう言って、シンセ・ベース音が響き、Black Friday
勿論、Steely Danのナンバー、この曲もオリジナルには参加していません。・・・
サックス🎷が先ずリード、そして Larry、力強いかけ合いのプレイ
後半、速弾きも・・・ここで静まって、スローなピッキング・・・
ドラムスが響いて、キーボード🎹が入り、Deep Into It
ノリのいいリズムとなって、ここでも Larry、サックス🎷とかけ合い、速弾きも
後半、テンポがスローに、静かにハイ・トーンを響かせました。
ここで、Larry、メロディを口ずさんで・・・
「Crusadersを覚えているかい・・・」
ギターを響かせ、曲は、Soul Caravan
アップ・テンポとなったところで、やはりサックス🎷、トロンボーンが加わり・・・
ファンキーなビートに、Larryのプレイに続き、トロンボーンのソロ
その後静まったところでは、タイトなギター・ソロ、盛り上げていきました。
「有難う、Crusadersの初期の曲だよ・・・」
そう言って、ベース音が刻まれ、Put It Where You Want It
お馴染みのナンバー、軽快なギター・・・
ホーンがフィーチャーされるところでは、Larryはワウ・ペダルを操作
途中、サックス・ソロ🎷もフィーチャー、Larryとのかけ合い
後半はエレクトリック・ピア🎹も入り、各メンバーのソロで盛り上げました。
一転して静かにストローク、そこから、10:00 P.M.
メロウに聴かせ、ドラムスの静かな音も叙情的に響き、後半は激しく
そこへエレクトリック・ピアノ🎹も入ってきてドラマチックに・・・
再びスローにタイトなギターを聴かせ、静かに幕を閉じます。
「Fourplayを覚えているかい・・・」
そう言って、エレクトリック・ピアノ🎹のイントロから、ややノリよく、Blues Force
軽快なビートに合わせて躍動感のあるプレイ、ここでサックス・ソロ🎷
最後はギター、リフレインで締められます。
「Steely Danのファンはいるよね・・・わかっているよね・・・」
そんなことを言って、カウントから、力強いベース中心のリズム、Black Cow
先ずリード・パートは、トロンボーン、Larryは先ずバックアップ側に・・・
続いてサックス🎷、エレクトリック・ピアノ🎹とフィーチャーされ、そして後半・・・最後はLarryが奏でるギターで締められ・・・
「もう1曲、Steely Dan、準備はいいね・・・」
カウントから、力強くキーボード音🎹が響き。Kid Charlemagne
先ずはサックス🎷がリード、続いてLarryのギター、2者がかけ合うよう・・・
Larryのライヴでも定番曲になっているだけに、徐々に盛り上げていき
熱の入ったプレイに途中で拍手喝采、クライマックスへ向かいます。
そしてお馴染みのあのLarryのギターのカッティング、場内歓声
勿論、Room 335、ノリにのったLarryのプレイにサックス🎷も加わり・・・
水を得た魚のようにアドリブのプレイも聴かせ、最高潮に
「有難う、楽しかったよ・・・」
いったん終了、Larryたちはステージを後にしました。・・・
アンコールの手拍子の中、再登場
Larryはギターを抱え、キーボード音🎹のイントロから、ベース音が響き・・・
Bali Run、Fourplayでお馴染みのナンバー
ここでは終始、Larryがリード・パート、タイトな音を聴かせ
途中、ドラムスが力強く激しいプレイも・・・最後は静かにフィナーレ
Larry Carltonのプレイを堪能した80分のライヴは幕を閉じました。・・・
御年76歳のLarry Carlton、さすがにお若くはありませんが・・・
いったんES-335を手にすると、それは唯一無二の存在
息子のTravisも含めた息の合ったメンバーとの・・・
まるでギターのお手本といったプレイを場内は堪能・・・
今回もよく来ているファンの方たちも多いようですが・・・
そんな人たちも十分にその音を満喫したことでしょう。・・・
さて大きなツアーはもう行わないとのことですが・・・
単発的なライヴ等では、これからも楽しませていただければ・・・
そう思いながら、前述の友人とはこの会場を後に・・・
今回のライヴ等について語りながら、馬車道駅🚉へ向かったのでした。・・・