Motley Crue@Kアリーナ横浜(2023年11月4日)
Motley Crue、Def Leppard
米英
を代表する大物ロック・バンドがタッグを組んで夢の競演
The World Tour
そして、日本上陸
会場は横浜に新しく完成した Kアリーナ横浜
2023年11月3日(金)、11月4日(土)の2日間
自分が行くのは、2日目の11月4日
ヘッド・ライナーは入れ替わりで、この日は、Motley Crueが先に登場です。
Kアリーナ横浜は、2万人収容可能な日本最大規模の室内会場
勿論、行くのは初めて、混雑緩和のためか、会場までの道のり規制がありました。
予想通り大きな会場、客席は4階まであって、横に広がっていて・・・
ステージから見て、放射状なので、音響効果はよさそう・・・
開場後、入場するとステージ上では、伊藤政則さんのDJパフォーマンス
今回、いい席なので、ゆっくり開演を待ちました。・・・
開演予定時刻が近づき、場内にはモーツァルトの「レクイエム ニ短調 K.626」
大音響で流れ、重厚なムードとなったところで、16時30分
ライトダウン
ステージ両サイドのスクリーンには、Motley Crue
に関するニュース映像
そして・・・メンバー登場
先ず今回、Mick Marsに代わって加わっている John 5
のギター
続いて、他のメンバー
トレード・マークのバンダナというより鉢巻を巻いているベースのNikki Sixx
後方のドラムスは、戻ってきたお馴染み Tommy Lee
そしてフロント・マン Vince Neil 登場
Wild Sideでスタート
、1曲目からパワー全開で熱唱する Vince
さらにダンサーとしてセクシーな女性2人が登場
セクシーなダンス、バック・コーラスも聴かせ・・・
後半、John のギターもフィーチャー
続いてベースが響き、ミディアム・テンポにヘヴィイな Shout To The Devil
軽快に歌うVince、Nikki
とJohn
のマイク
は上からつり下がっていて・・・
場内も”Shout!~”とレスポンス
、もの凄い熱気です。
「気分はどうだい」 Vince
が開口
「ファースト・アルバムから・・・」と Too Fast For Love
ノリよく場内も一緒に歌って盛り上げます。
ここでVince、ダンサーが持ってきたギター
を抱え・・・ハードに始まり・・・
メロディアスなミディアム・テンポの Don’t Go Away Mad (Just Go Away)
ノリよく盛り上がっていき、ライティングも効果的、ここでも場内も歌い
パワフルに締められました。
「これはセカンド・アルバムから・・・2曲続けるよ・・・」
アップ・テンポのギターのカッティングから、Live Wire
スピードあふれるナンバー、途中少しスローダウン
も・・・
少し静まったかと思いきや、ハードにギターが刻まれ、Looks That Kill
スクリーンに映る血まみれの人形の映像も刺激的
ここでも Vince、場内に歌わせます。
「2年前に映画を作ったよ・・・見たかな
、タイトル曲だよ・・・」
そう言って、The Dirt (Est. 1981)、アップ・テンポですが割とポップなナンバー
コーラス
もキマっています。
スクリーンにはその映画
(
)、Vince
はラップ風に聴かせます。
ここで、Vinceは、Nikki
を紹介
彼は日本国旗を掲げてステージ前方せり出し部分に登場
「もっと騒いでくれ、2015年以来の日本、初めてきた1985年から日本を愛しているよ
」
そのように言って、何と女性のお客さん2人をステージ上に
「42年前のデビュー時に気分は戻るよ、いいかい・・・」
お客さんとは写真撮影、そしてJohn 5
を紹介
彼にスポットが当たり。Guitar Solo
”5″とプリントされた白の衣装、さすが百戦錬磨の彼だけに多彩なプレイ
ドラムスをブリッジに、Rock And Roll, Part 2
として・・・
先ずはVinceはかけ声、そして Smokin’ In The Boys Room
カバーですが、彼らの最初の大ヒットと言えるナンバー
コーラス部分は場内も歌って盛り上げ、続いてハードに、Helter Skelter
スクリーンの映像も効果的
、さらに激しく、Anarchy In The U.K.
ドラムスから、Blitzkreig Bop
、ハードなギター
そこから Fight For Your Right、やはりラップ調で・・・
場内とも一体感、最後はハードにこのメドレーは締められました。
静まったところで、ステージ前方に初めてTommyが登場
「ヤバイ、コンニチワ・・・みんな一緒に来てくれ、2週間前に日本に来た、もう帰りたくないね・・・アリガトウゴザイマス・・・」
また30年一緒に仕事をしていたクルーが亡くなったとのこと・・・
彼に捧げると・・・Tommy自らピアノ🎹を奏で、Home Sweet Home
せり出し部分に全員集合、じっくり聴かせるVince、場内はスマホの点灯
後半、Tommyはドラムス
へ、John
はセットされたアコースティック・ギターエレクトリック・ギター
を使い分けていました。
ストリングス音をブリッジに、また一転、サイレン音
そこからハードなギター、そう、Dr. Feelgood
、レーザー光線も効果的
代表曲だけに場内も歌い、ダンサー2人もセクシーな踊り
Johnのギター
もフィーチャー
、大いに盛り上がりました。
静まったところで、Vinceは再びギター
を・・・
その一方で、John、なんと三味線をプレイ
しっかり弾きこなすところなど、さすが敏腕ギタリストです。
そこから一転、再びハードに、Same Ol’ Situation
ここでも女性2人はセクシーなダンスで盛り上げ
・・・
やはりVinceの指示に合わせて場内も歌います。
ドラムスが響き、そしてバイクのエンジン音🏍、そう、Girls, Girls, Girls
場内絶叫、ステージ上には巨大な女性の風船人形
ダンサー2人は、その人形と同じボディスーツ
またJohnも皮のジャケットに衣装チェンジ
さらにギターを弾きまくり、大いに盛り上げ、最高潮です。
ここでNikki、「手を振り上げて
叫んでくれ、行くぞ
・・・」
ドラムスに合わせて、メンバー、観客一斉に手を振り上げ、Primal Scream
ここでもレーザー光線が効果的、ドライヴ感溢れるナンバー
女性2人のダンスもさらに激しく、Johnもバイオリンの弓を使ったり・・・
ギターを弾きまくっていて・・・
そのエフェクターを効かせたギター音をブリッジに、スピードアップ
曲は、Kickstart My Heart
Vinceも勿論、メンバーも、そして場内も勢いよく飛ばして
・・・
ライティング、映像も華やかに、パワーを出し尽くしてフィナーレへ
“Thank You, Good Night”
ダンサー2人を含む6人でステージ前方で並んで挨拶
その後、メンバーはピックを客席に巻いて・・・
「Def Leppard楽しんでくれ
・・・ヤバイ
・・・バイバイ
」
まさに全力投球
1時間半のMotley Crueの怒涛のライヴ
は幕を閉じました。・・・
John 5は新しく参加とはいえ、数多くのバンド等に参加しているテクニシャン
そんな彼も含めて、兎に角、個性の強い4人組
そしてそのぶつかり合いも測り知れないパワーを生み出している
それが Motley Crue
また8年ぶりの日本公演ということで、多くの熱狂的ファンは待ちに待った・・・
そんな来日だったでしょう。
ハード・ロックながら、ほとんどの曲のコーラス部分で場内も一緒に歌っている・・・
まさにそれを示しているでしょう。
最高のハード・ロックン・ロール・ライヴを満喫させていただき・・・
さあ、次は、Def Leppardです。