Nick Lowe@Billboard Live Osaka 2023
日本にもコンスタントに来ている Nick Lowe
・・・ですが、コロナ禍ということもあって今回は何と4年ぶり
そして自身のギター1本によるソロ公演
2023年10月4日(水)
Billboard Live Osakaからスタートです。
今回は、金沢在の同僚と一緒に行くということで、大阪の方へ
店の前で待ち合わせて、セカンド・ステージ会場時に場内へ・・・
最前のテーブルでしたが、やや左寄り・・・
軽く食事🍕をして、色々話をしながら、開演を待ちました。・・・
尚、ステージには、ギター1本ですが、中央にギター・アンプが設置されています。
開演予定時刻20時30分を回ってライトダウン
Nick Lowe登場
ギターを抱え、いきなり歌い始めたのは、Man That I’ve Come
シンプルなフォーク&カントリー調で場内も手拍子
続いて 力強いギター・ストロークで、People Change
途中、「コンバンワ・・・」と挨拶、ギター1本でも、ロック・ナンバー
今度は軽快なカントリー調で、Long Limbed Girl・・・3曲続けました。
「ドーモアリガトウ・・・英語で話すので、申し訳ないけど、日本には英語圏の人より上手く話す人もいるね。(笑)・・・新しい曲もやるけど、古いタイプの曲なので問題ないね。(笑)昨夜、ロンドンからやって来たばかりだけど、準備はいいよ。・・・」
そのようなことを言って、静かにギターをかき鳴らし始め・・・
Lately I’ve Let Things Slide、ここでは優しく聴かせ、自らコーラスも・・・
一転してスピードアップして、I Love On A Battlefield
お馴染みのナンバーだけに場内もギターのカッティングに合わせて手拍子
歌を盛り上げ、「アリガトー」と、カッティングも力強くLay It On Me Baby
こちらもロック・ナンバーとして歌っています。
「僕の歌は短いから、説明する前に終わっちゃうよ・・・」
そんなことを言って、ギターを静かに、Rome Wasn’t Built In A Day
こでは場内も静かに聴き入り、「日本について書いたよ・・・」と・・・
”Long Gone Daddy~♪”と歌い始めたのは、Tokyo Bay
すぐにアップ・テンポに、場内も手拍子でノっています。
「Bee Geesの好きな曲、コードがたくさんあるよ・・・自分の曲はスリー・コードだけど・・・」
場内の笑いも誘って、ギターで歌い始めたのは、Heartbreaker
そう、Dionne Warwickのヒットでもお馴染み、意外な感じもする反面・・・Nick Loweの歌となっています。
そのまま続いて、Somebody Cares For Me
アップ・テンポになるにつれ、場内も手拍子
今度はややスローにカッティング、静かに歌い始める Blue On Blue
また一転して、激しくギターをかき鳴らし、Love Starvation
ギター1本でもロック
「みんな、OKかい・・・指で弾くよ・・・忘れたかもしれないけど・・・」
そう言って、フィンガー・ピッキングから、歌い始めたのは、Raining Raining
場内も静かに聴き入っていました。・・・
ライヴも後半へ、Nickが奏でるギター、聴き馴染みのコード進行へ・・・
そう、Cruel To Be Kind、勿論、最大のヒット曲、場内歓声、そして手拍子
1度終わったところで、アンコールのようにサビの部分が繰り返され・・・
続いて、ギターのカッティングから、Trombone
その通り、まるでホーンが入っているように躍動感を感じ盛り上がりました。
「Chicagoで、Los Straitjacketsというバンドとレコーディングしたよ・・・来年は。彼らと来るよ」
そんな嬉しい言葉に続いて、軽快に Heart、Rockpile時代のナンバー場内も手拍子で楽しいムードに、さらに力強くギターを鳴らし、Heart Of The City
人気曲の1つだけに場内大盛り上がり
"Lookin’ Lookin’~”とコーラス部分をリフレイン
軽快に聴かせ、ギターのカッティングを続けたまま、歌い始めたのは・・・
(What’s So Funny ‘Bout) Peace, Love And Understanding、そう・・・
Brinsley Schwarz時代のナンバーで、彼の作品中で最もカバーされている1曲
元々ハードなロックですが、ここでもパワーに圧倒
まだまだ続き、軽快なカントリー調で、Without Love
場内、勿論、手拍子、ライヴもクライマックスへ
「ファンタスティックな夜、有難う・・・」「もう1曲・・・」と歌い出したのは・・・
I Knew The Bride (When She Used To Rock ’N’ Roll)
Cruel~に次ぐNickのヒット曲
アコースティック・ギターですが、手拍子と合わせて、ロックン・ロール
場内との一体感!!
いったんステージを後にしました。・・・
アンコールの手拍子の中、登場
ギターをかき鳴らし、歌い始めたのは、When I Write The Book
これも、Rockpile時代のナンバー、Nickのライヴでは定番曲
それだけに手拍子だけでなく、”When I Write The Book~”
場内も大合唱、最高潮でフィナーレ
拍手喝采の中、80分のステージは幕を閉じました。・・・
今回は、Nick Loweのギター1本
しかもほとんどコード・ストロークでのシンプルなプレイ
・・・にも関わらず、大型ロック・バンドのような圧倒的なパワーが伝わってきて・・・
それはNickの存在感、そして楽曲の持つテンションの高さ
それを示していると言えるでしょう。
さて来年はバンドで来る、と約束してくれたNick Lowe
勿論、パワフルなロック・バンドで映える楽曲も多いだけに大いに楽しみ
来年への期待を抱きながら会場を後にしたのでした。・・・
尚、前述の同僚とは、Billboard Liveを出てから、彼の宿泊先近くの居酒屋へ
余韻に浸りながら、感動を語り合っていました。