Dan Penn & Spooner Oldham@Billboard Live Tokyo
シンガー・ソングライターであり、プロデューサーである Dan Penn
ソング・ライター・チームとして一緒に多くの曲を書いている盟友 Spooner Oldham
この2人の来日公演
4年ぶりに、Billboard Live Tokyoに登場です。
2023年9月25日(月)、この日、自分は、東京~名古屋の移動途中・・・
ということで、ファースト・ステージの方へ・・・
ちょうどこの日は、お休みという友人とともに参戦
さらには、もう1人、同じテーブルだったお客さんと3人で開演まで・・・
ドリンクを飲みながら、談笑していました。
尚、さすがにこの日は、マニアックなお客様が多いようです。
開演予定時刻17:30を回ってライトダウン
Spooner Oldham、続いて、Dan Penn、ステッキを付いてステージに登場
Danは椅子に座ってアコースティック・ギター
Spoonerは小型のエレクトリック・ピアノ🎹
Danの爪弾くギターから、I’m Your Puppetでスタート
1曲目からDanが熱唱
エレクトリック・ピアノ音🎹も軽快に、Spoonerもコーラス
ともに80歳くらいですが、お元気です。
「トーキョーに戻ってこれて嬉しいよ・・・」
Danがギターをカッティング、歌い始めるのは、Sweet Inspiration
Barbra Streisand他多くがカバーしているナンバー
ノリよく歌い、Spoonerもバックアップです。
ここでDanがメガネをかけようと探しますが、すぐに見つからず・・・
Spoonerが自分のメガネを手渡し・・・
「Box Topsを覚えているか」と、アカペラで歌い始めたのは、The Letter
場内は手拍子、そう、このプロデューサーが、Danなのです。
続いてもBox Topsのヒット曲、レコーディング時の話から始まって・・・
2人で書いた Cry Like A Baby、ギターをかき鳴らし力強く歌うDan
エレクトリック・ピアノ🎹も軽快に響きます。
「最初に、Aretha Franklinに書いた・・・」
そう、Do Right Woman, Do Right Man、早くも登場
代表曲だけに場内から歓声
アコースティック・ギターとエレクトリック・ピアノだけの音ですが・・・
2人の歌声はソウルフルに響き、続いてやや静かに歌い始めたのが・・・
I Met Her In Church、こちらも2人が、Box Topsに書いたナンバー
”Hallelujah~”のコーラスが印象的です。
静まったところでDan
「Oscar Franksと書いてOtis Reddingが歌った・・・」と・・・
ギターを響かせ、You Left The Water Running、ソウルフルに力強く歌うDan
Spoonerのエレクトリック・ピアノ🎹もフィーチャーされます。
「メンフィス・ソウルの曲を書いた・・・」
そんな話から、ギターを鳴らし、じっくり聴かせる The Dark End Of The Street
ここではSpoonerのエレクトリック・ピアノ🎹は、ゴスペル調です。
今度は、Percy Sledgeの話、彼も歌った Out Of Left Field
ここでもDanの歌を盛り上げるようにエレクトリック・ピアノ🎹が響き
コーラスでもバックアップします。
話はメンフィスで作った自分のアルバムについて・・・
Bobby Blue Blandの影響も受けたとのこと
そのタイトル曲 Nobody’s Fool、力強くノリよく歌い
エレクトリック・ピアノ🎹もここではパワフルです。
この後、マイクは、Spoonerへ・・・Danはギターをカッティング
シャッフル調で、Hello Memphis、Spoonerの歌にDanがコーラス
2人だけでもロック色の強いプレイ、軽快に歌う、Spooner
アラバマへの旅の話から、エレクトリック・ピアノ🎹でじっくり1人だけで・・・
3曲続けました。
ここでスタッフが「あと10分」のサイン
やはりギターとエレクトリック・ピアノ🎹で軽快に始まったのが、Come On Over
この歌もSpooner、「あと2曲できる・・・」とDan
カポを2フレットに付けて、エレクトリック・ピアノ🎹が奏でられ・・・
Danが歌うは、Ol’ Folks、歌が聴こえて拍手喝采
場内も聴き入り、Spoonerのエレクトリック・ピアノ🎹も心地よく響きました。
ここで「もう1曲」と、カーテンが開きバックは夜景
ギターを鳴らし、こちらも静かにゴスペル風に Take A Good Look
Danの歌を静かにSpoonerが盛り上げていき、この曲でフィナーレ
ステージ中央に2人・・・
「来てくれて、有難う・・・オヤスミナサイ・・・」
Dan、Spooner、ゆっくりとステージを後に・・・
静かな感動の75分でした。・・・
まさしくリヴィング・レジェンドと言えるお2人
前述の通り、ともにお若くはありませんが・・・
ステージに上がって、楽器を手に歌い始めると・・・
シンプルな編成ながら、そこは熱いディープなソウルフルな世界
そう、Dan Penn、Spooner Oldhamの測り知れないパワーを満喫
貴重な宝物をいただいた、そんなBillboard Liveの夜・・・
前述の友人とは、その静かな感動の余韻に浸りながら・・・
六本木駅まで、歩きながら語り合っていたのでした。
尚、本投稿、彼らが話していた内容については、ほとんど記していませんが・・・
これは、彼らの南部訛り()が強く、だいたい何を言っているか・・・
その程度しか聴きとれなかったからで、ご容赦いただければと思っています。m(__)m