1980年のアルバム(その24 Phoenix / Dan Fogelberg) | TOMのブログ

1980年のアルバム(その24 Phoenix / Dan Fogelberg)

1980年のアルバム・シリーズ!!

東京五輪開催期間・・・ということで、休んでいた!?・・・

そういうわけでもありませんが(苦笑)勿論、まだ続けますよ。!!ニコニコ

 

これまでの年は、全米アルバム・チャート最高位の順位に準じてきましたが・・・

1980年も最高位2位にアルバムCDまでは、既に投稿しているので、今度は・・・

全米アルバム・チャート最高位 No.3キラキラのアルバムCD!!

そして、登場するのが・・・

 

Dan Fogelberg音譜

 

「まるで1人で、CSN&Y音譜!!・・・」

そのように言われたDan音譜ですが、アルバムCDリリースごとに、その人気を高め!!

1978年、フルート奏者 Tim Weisberg音譜とのデュオ・アルバム!!

Twin Sons Of Different MothersCD

ほとんどインストゥルメンタル音譜でしたが、初のTOP10入り!!

シングル The Power Of Gold音譜は、それまでの最大のヒット(全米 No.24キラキラ!!

昇り調子アップで次作CDが大いに期待される中・・・

70年代最後の1979年年末にリリースされたのが・・・

 

PhoenixCD

 

まさに Dan Fogelberg音譜らしいタイトル!!

今回もシンガーソングライター、マルチ・プレイヤーとしての力量発揮!!

そしてシングルとしてリリースされたのが・・・

 

Longer音譜

 

こちらは、なんと室内管弦楽のような美しいナンバー!!

メロディラインも親しみやすく・・・

そう、Paul McCartney音譜も、Beatles音譜時代からこういうナンバーをよく作っていたように思います。

シングル、アルバムともにチャートを急上昇アップ

ちょうど、70年代から80年代への橋渡し!!

そんなタイミングでもありました。・・・

 

 

レコーディングは、1978年11月~1979年10月

コロラド州、ボルダー Norther Studios音譜、テネシー州、ナッシュビル Quadraphonic Sound Studios音譜、フロリダ州、ココナッツグローブ Bayshore Recording Studios音譜、カリフォルニア州、ロスアンゼルス The Village Recorder音譜、カリフォルニア州、サウサリート Record Plant音譜にて・・・

 

Dan Fogelberg音譜リード・アンド・バッキング・ヴォーカルカラオケ、アコースティック・アンド・エレクトリック・ギターギター、エレクトリック・アンド・アコースティック・ピアノ🎹、シンセサイザー (プロフェット 5)、パーカッション、オーケストラ・アレンジメント他・・・

今回もマルチ・プレイヤーぶりを発揮しています。!!

 

参加ミュージシャンは・・・

Andy Newmark音譜ドラムスドラム

Norbert Putnam音譜ベース

Sid Sharp音譜コンサートマスター

Glen Spreen音譜オーケストラ・アレンジメント

その他、曲ごとにゲスト・ミュージシャンが参加!!

 

ミキシングはQuadraphonic Sound Studios音譜にて、Marty Lewis音譜

マスタリングはテネシー州、ナッシュビル Masterfonics音譜にて、Glenn Meadows音譜

エンジニアリングは、Jeff Guercio音譜、Marty Lewis音譜

プロデュースは、Dan Fogelberg音譜、Marty Lewis音譜、Norbert Putnam音譜

 

アルバム・ジャケット、カバーは、Dan Fogelberg音譜

アート・ディレクション、デザインは、Kosh、写真撮影カメラは、Andy Katz

 

全曲、Dan Fogelberg音譜の作品です。

 

 

A面1曲目、美しいギターのピッキング音がフェイドイン・・・

Tullamore Dew音譜、美しいインストゥルメンタル・ナンバー!!

自らプレイしていると思われるキーボード音も加わり、パーカッションも・・・

アルバムCDのプロローグ音譜

そこから力強いギターのカッティングが響き、2曲目は・・・

Phoenix音譜、アルバム・タイトル曲音譜、力強く Dan音譜のヴォーカルカラオケ

多重録音であろうコーラスマイクが入り、まさに「1人CSN&Y音譜

エレクトリック・ギターギターも効果的に挿入されています。・・・

オルガンは、Mike Utley音譜、アコースティック・ピアノ🎹は、Paul Harris音譜

途中、ややスロー・ダウンで、美しいコーラス・ハーモニーマイク中心に・・・

続いて、エレクトリック・ギター・ソロギター、再びアップ・テンポに・・・

そして歌カラオケとギターギターのかけ合い・・・最後は盛り上がってフィナーレ!!

7分の組曲ともいえる大作です。!!

3曲目は、Eagles音譜のLyin' Eyes音譜を思わせるギターとコーラスから・・・

Gypsy Wind音譜、軽快なアコースティック・サウンドに優しいDan音譜の歌声カラオケ

ここでのコーラス・ハーモニーマイクもEagles音譜風・・・

パーカッションとして、Kenneth A. Buttrey音譜が参加!!

ギターのピッキングとストロークが、楽曲を盛り上げます。・・・

4曲目、アコースティック・ギターのスライド・ギターが絡んできて・・・

The Last To Know音譜、ややリラックスしたムードで歌う Dan音譜

エレクトリック・ピアノも効果的に・・・コーラスマイクも心地よく・・・

中頃には、アコースティック・ギター・ソロも!!・・・コンガは、Jody Linscott音譜です。

5曲目、今度はハードなエレクトリック・ギター・サウンド!!

Face The Fire音譜、ここではロック・ビートに合わせ、力強く歌うDan音譜

ドラムスドラムは、Russ Kunkel音譜、オルガンは、Mike Utley音譜

プロデューサーのMarty Lewis音譜もタンバリンで参加!!

やはり、CSN&Y音譜風のコーラスマイクとハードなギターギターがマッチ!!

途中、エフェクターを効かせたギターギターも・・・

ミュージック・コンサルタントとして、Joe Walsh音譜の名前も!!

そう、かつてのプロデューサー!!、そのJoe音譜を思わせるギターギター

それをフィーチャーして、フィナーレとなります。・・・

 

 

B面1曲目、ノリのいいロック・サウンドでスタート!!

Wishing On The Moon音譜、ハードなプレイの中でもDan音譜の歌が入り・・・

メロディアスで優しいムードに・・・ピアノ🎹、ギターが印象的・・・

ドラムスドラムは、Russ Kunkel音譜

アコースティック・ギターも少しフィーチャーさせますが・・・

ここではエフェクターを効かせたエレクトリック・ギターギターが中心!!

歌、コーラスマイクをバックアップ!!、最後は静まってエンディングとなります。・・・

2曲目、ピアノ🎹の音が響いて、そこへDan音譜の歌カラオケ

Heart Hotels音譜、美しく始まって、コーラスマイクも加わり・・・徐々に盛り上がり・・・

ストリングスもドラマチックに加わるメロディアスなミディアム・テンポのナンバー!!

そして、サックス・ソロ🎷、これが、Tom Scott音譜、リリコーンもプレイ!!

コンガは、Russ Kunkel音譜、最後は美しいコーラスマイクでフェイドアウトしていきます。

アルバムCDから第2弾シングルで、全米 No.21キラキラ

全米アダルト・コンテンポラリーチャート No.3キラキラ、カナダ No.81キラキラ・・・

個人的に好きな楽曲ですし、Dan音譜の中でも傑出したナンバーと思うので・・・

正直、もっと大ヒットしたように思っていました。(苦笑)

3曲目、美しいアコースティック・ギター、そこへ、ピアノ🎹、ストリングス・・・

Longer音譜、優しく歌い始める Dan音譜、心洗われるようなメロディ・ライン・・・

そして間奏部分、Jerry Hey音譜のフリューゲルホーン、Gayle Levant音譜のハープ・・・

クラシカルなムードに・・・

"Longer Than There've Been Fishes In The Ocean~I、 IAm In Love With You~音譜"

まさにロック・クラシック!!、アルバムCDから第1弾シングルで、全米 No.2キラキラ

全米アダルト・コンテンポラリー・チャート No.1キラキラ、全米カントリー・チャート No.85キラキラ

初の全米TOP10入りで、なんと Cash Box誌では、全米 No.1キラキラ

カナダ No.19キラキラ、カナダAC No.6キラキラ、カナダ カントリー・チャート No.64キラキラ

全英 No.59キラキラ、オーストラリア No.41キラキラ、1980年 全米年間チャート No.33キラキラ

Dan Fogelberg音譜最大のヒット曲です。!!ニコニコ

4曲目、ピアノ🎹が奏でるややアップ・テンポで悲し気なメロディのイントロから・・・

Beggar's Game音譜、Dan音譜が歌い、ストリングス、ギターギターが入り、ハードに!!

サビの部分は、メジャーに転調、Dan音譜自身、パーカッションも!!

ピアノ🎹とエレクトリック・ギターギターで、途中、スローに・・・

ドラマチックにギターギターもフィーチャーされたストーリー性のあるナンバーです。

5曲目、ギターのピッキングで静かに始まるのは・・・

Along The Road音譜、優しく語るように歌い始める Dan音譜

ここでは、ベースもプレイ、コーラスマイクは美しく響き・・・

最後はギターのピッキングで、フェイドアウトしていきます。・・・

 

 

ここに登場した通り、全米アルバム・チャート最高位 No.3キラキラ

オーストラリア No.27キラキラ、カナダ No.27キラキラ、全英 No.42キラキラ

全米でダブル・プラチナ・ディスクCDキラキラ獲得!!

Dan Fogelberg音譜最大のヒット・アルバムCDとなりました。!!

 

さて日本において、ですが・・・

「1人CSN&Y」と言われていたように・・・

マニアックな音楽ファンには評価の高かったわけですが・・・

この PhoenixCD、特に Longer音譜

さすがにオリコン・チャート上位にまでは登場しませんでしたが(苦笑)・・・

これによって、知名度がさらに浸透、そして大きくファン層を広げたのでした。!!

 

そして、勿論のこと、来日公演音譜も待望視されるようになっていたのでした。・・・

(本人がマルチ・うレイヤー音譜だけに、ライヴ音譜は、どうなるのかな!?・・・そんな興味も高まっていたのでした。・・・)

 

 

'80年代幕明けと同時に・・・PhoenixCD、そして Longer音譜

コロラド州出身ではありますが、Jackson Browne音譜とともに・・・

アメリカ西海岸を代表するシンガー・ソングライター音譜の2大巨頭!!

そこまでの存在となった・・・

 

Dan Fogelberg音譜

 

当然のことながら、今後の作品CDには大いなる期待を抱かせ・・・

このアルバムCDのタイトル、そうまさに Phoenix(不死鳥)として、その活動はずっと続いていく・・・

そう思われていたのでした。・・・

 

尚、本日は、2021年8月13日

(ご健在ならば)

Dan Fogelberg音譜、ちょうど70回目の誕生日でした。!!・・・