1977年のアルバム(その4 Rumours / Fleetwood Mac) | TOMのブログ

1977年のアルバム(その4 Rumours / Fleetwood Mac)

自分にとっても特別なアルバムCD

遂に登場!!

 

Fleetwood Mac音譜

 

RumoursCD

 

そう勿論、「噂」CDです。!!

1977年、4枚目の全米No.1アルバムCD

そして、トータルで31週も!!

・・・ということで、1977年は全米No.1アルバムが6枚しかないのですよね。(苦笑)ニコニコ

 

Fleetwood Mac音譜に嵌っていったのは、前作の日記の時に記した通りなのですが、1976年の年末、NHKのYoung Music Showテレビが放映され、その時はRoxy Music音譜のライヴ音譜がメインだったのですが、Fleetwood Mac音譜も3曲分放映!!

World Turning音譜、当時としては新曲の、You Make Loving Fun音譜、そして、I'm So Afraid音譜、Stevie Nicks音譜はあまりフィーチャーされていませんでしたが、これに感動!!、当時ビデオもないので、テレビから音だけデッキに録音、それを楽しんでいました。!!

 

そして1977年年が明けて、遂にFleetwood Mac音譜のニュー・アルバムRumoursCDが発表されるとのこと!!

先行シングルという、Go Your Own Way音譜を聴き、これはなんともスケールの大きな曲!!

そしてこのドラムスドラム

ここはやはり、Mick Fleetwood音譜が凄い!!

そして、雑誌で遂に見たジャケット写真!!

「これって、Mick Fleetwood音譜と・・・もう1人はあのチャーミングなStevie Nicks音譜!?

そんな風に期待が膨らんでいたのですが・・・

ちょうどそんな時期、愛犬犬が急死・・・

悲しみのどん底の中、1977年2月後半、殆どの曲はまだ聴いていない状況の中、日本発売日に「噂」CDを購入したのでした。・・・

 

 

このRumoursCD(「噂」CD

1976年2月~8月に、Record Plant Studios音譜ほか、数ヶ所のスタジオにてレコーディング!!

メンバーは・・・

Lindsey Buckingham音譜ギター、ドブロ、ヴォーカルカラオケ

Stevie Nicks音譜ヴォーカルカラオケ

Christine McVie音譜キーボード、シンセサイザー、ヴォーカルカラオケ

John McVie音譜ベース

Mick Fleetwood音譜ドラムス、パーカッション

・・・ゲスト・ミュージシャンはないよう・・・

プロデュースは、Fleetwood Mac音譜

そして、Ken Caillat音譜、Richard Dashut音譜

いわばMacファミリーといった人たち!!

エンジニアも、Ken Caillat音譜、Richard Dashut音譜

アシスタント・エンジニアとしてChris Morris音譜

アルバム・ジャケットの方は、デザインが、Desmond Strobel

ハンドレタリングが、Larry Vigon

写真カメラが、Herbert W. Worthington

コンセプトはFleetwood Mac音譜です。!!

 

 

・・・ということで、発売日に学校の帰りに購入、ウチで早速、ターンテーブルに乗せました。

 

A面、軽快なリズム、アコースティックなサウンドの、Second Hand News音譜でスタート!!

Lindsey Buckingham音譜の作品で、中心で歌うのもLindsey音譜

そしてそれに絡んでくるStevie Nicks音譜の歌カラオケ

これが世界のトップ・グループ、Fleetwood Mac音譜

後半、Lindsey音譜のギター・ソロでフェイドアウト・・・

尚、この曲、1977年の初来日公演音譜ではChristine McVie音譜はスティックで椅子を叩いていました。・・・

2曲目、シンプルなドラムスから、ハミング・・・

Stevie Nicks音譜の作品、Dreams音譜

多くの男性諸氏はここで悩殺!!

ストップとなったのでは!?・・・

シンプルなサウンドで、あのStevie音譜の歌カラオケ

傷ついた男性を勇気づける歌のようにも聴こえました。・・・

アルバムから、2枚目のシングル・カット!!

1週間だけですが、初の全米No.1ヒットとなりました。・・・

Stevie Nicks音譜の世界から、美しいアコースティック・ギターの音色・・・

Never Going Back Again音譜

Lindsey Buckingham音譜の作品で、邦題は「もう帰らない」音譜

Lindsey音譜の独り舞台ですが、大作の多い中で、インタールード的な役割にもおもいます。・・・

そして軽快なピアノのイントロから、Don't Stop音譜

Christine McVie音譜の作品で、最初はLindsey音譜が歌い、途中からChristine音譜というツイン・ヴォーカルカラオケ

これもパワーをもらえるナンバー!!

アルバムから、3枚目のシングル・カットで全米第3位キラキラ

(Cash BoxではNo.1キラキラ

尚、1992年のアメリカ大統領選挙で、Bill Clintonがテーマ曲として使い、就任式典では、当時解散状態だった彼らが再結成してプレイしたことでも有名になりました。!!

そして、ギターの音が重なって、Go Your Own Way音譜

Lindsey Buckingham音譜の作品で、前述の通り、アルバムからの先行シングルで、全米で初のTOP10入りキラキラ

但しアルバム発売と重なったため、もう少し時期がズレていたら、もっと上位にいったかもしれません。

Mick音譜のドラムスが、バックでパワフルに響き!!

これも人生の教訓の歌のように聴こえました。!!

尚、日本での邦題は「オウン・ウエイ」音譜と短縮形になっていました。・・・

再び静まったところで、美しいピアノのイントロから、Songbird音譜

Christine McVie音譜の作品で、こちらはいわば彼女の独り舞台!!

この曲は1976年3月3日、カリフォルニア州、BerkeleyのZellerbach Auditorium音譜におけるライヴ録音!!

尚、1977年12月の初来日公演は、アンコールの1番最後、この曲で静かに締められました。・・・

 

 

B面・・・Mick音譜のキープするビートに合わせて、Lindsey音譜のアコースティックなピッキング!!

The Chain音譜でスタート!!

LindseyBuckingham音譜、Mick Fleetwood音譜、Christine McVie音譜、John McVie音譜、Stevie Nicks音譜と珍しくメンバー全員の共作!!

歌うは、Lindsey音譜とStevie音譜、コーラス部分からChristine音譜も加わります。

後半に珍しくJohn音譜のベース・ソロ・・・そこからハードなプレイ!!

Lindsey音譜もギターを弾きまくり・・・これが本来のFleetwood Mac!?・・・

1977年の日本公演音譜ではアンコールでしたが、'80年代以降は、コンサートのオープニング・テーマに定着したようです。・・・

Mick音譜のハイハットのカウントから、軽快なイントロ・・・

You Make Loving Fun音譜・・・そう、Young Music Showテレビで放映された新曲音譜

Christine McVie音譜の作品で、勿論、彼女自身の歌カラオケ

あの唯一無二の独特なトーン!!

I Never Did Believe In Miracles~音譜

このメロディ・ライン!!、まさに「ファンタスティック・マック」!!

Christine McVie音譜は、Paul音譜、Elton音譜に匹敵するメロディメイカーであることを確信しました。!!

アルバム・ヴァージョンは短縮になったようですが、これが4枚目のシングル・カットでしたが、全米第9位キラキラと、TOP10入り!!

ちょうど日本公演時のヒット曲で、日本公演の直後、FM東京の「ダイヤトーン・ポップス・ベスト10」で急上昇したことも印象に残っています。!!

続いては、シンプルなギターのカッティングから、I Don't Want To Know音譜

カントリー・ミュージックがルーツであるStevie Nicks音譜の作品で、Lindsey音譜とStevie音譜で歌っている楽しい曲!!

但し日本公演では、このアルバムから唯一プレイされなかったナンバーです。(苦笑)

そして静かに始まる、Oh Daddy音譜

Christine McVie音譜の作品で、勿論、彼女が歌うスローなメロディアスなナンバー!!

1977年12月の来日公演音譜の大成功で日本でも超ビッグな存在となったFleetwood Mac音譜

・・・ということで、日本公演の後、日本だけでシングル・カットされました。!!

(あまり話題にはならなかったようです。(苦笑))

アルバム最後は、Mick音譜のキープするリズムを中心に、Gold Dust Woman音譜

Stevie Nicks音譜の作品で、勿論、彼女の歌カラオケ

元祖美魔女の彼女ならではの世界!!

(彼女の代表曲としてソロの時も中心となります。・・・)

Lindsey音譜の奏でるドブロ、シタール等も怪しげに響き・・・

Mick音譜のリズムに合わせて彼女の歌はフェイドアウトしていきます。・・・

 

もう1曲、取り上げなければいけない曲が、Silver Springs音譜

Stevie Nicks音譜の作品で、彼女が歌うスローなカントリー調のナンバー!!

但し収録時間の関係でアルバムには収録されず、Go Your Own Way音譜のB面としてリリースされました。・・・

 

尚、この曲は、1992年のコンピレーションアルバム25 Years - The ChainCDで初めてアルバム収録!!

そして、1997年のFleetwood Mac音譜が復活したライヴ・アルバムThe DanceCDにも収録!!

さらにはそこからシングル・カットされましたが、これはRumoursCDへ収録しなかったことの申し訳なさをMick音譜たちが思って、のことでしょう。・・・

 

尚、日本でリリースされたDVD-AudioCD、そして2004年のリイシュー版CDCD以降、アルバムRumoursCDには収録されています。

 

これだけの名盤CDゆえ、CDCDの時代になってから,色々リリースされていますが、主要なものとしては・・・

2004年リリースのアウトテイク、デモ等のボーナス・ディスクを加えた2枚組、2004 Remastered EditionCD

2012年リリースの、1977年のライヴCD、DVDCDを含む5枚組、35th Anniversary EditionCDが挙げられるでしょう。!!

 

 

1977年12月、Fleetwood Mac音譜初来日公演音譜

自分は12月1日の名古屋市公会堂公演音譜を見に行きました。ニコニコ

そして、今までに見たことのない、最高の感動を味わいました。!!

1985年にBruce Springsteen音譜を見るまでは自分のNo.1だったと思っています。

そして、12月5日、日本武道館公演音譜

行きたくて仕方なかったですが、さすがに名古屋の高校生では難しく・・・

名古屋でもあれだけだったのだから、もの凄かっただろうな・・・まさにその通りのようで、この公演で日本でもトップ・グループの1つとなりました。!!

(翌年、Young Music Showテレビで放映されましたが・・・残念ながら8曲だけでした。・・・)

 

ちょうど日本公演音譜が終わったころでしょうか。!?

RumoursCDは、Linda Ronstadt音譜のSimple DreamsCDを抜いて、再び全米No.1に!!キラキラ

日本公演音譜を見た人は誰もが納得するでしょうが・・・それにしても凄い!!

RumoursCDは全米No.1のまま、1977年は幕を閉じたのでした。!!

 

 

1978年の第20回グラミー賞キラキラ

RumoursCDはAlbum Of The Yearにノミネートされたくらいで、Steely Dan音譜のAjaCDが本命視されたのですが・・・見事受賞キラキラ

Mac音譜の5人と、Richard Dashut音譜が登壇!!

強いものは絶対的に強い!!

RumoursCDの有終の美を飾りました。!!

 

世紀のマンモス・アルバムCDRumoursCDですが・・・

この製作時期、メンバー間の人間関係が大変だったことは有名な話・・・

John音譜とChristine音譜が離婚、そしてLindsey音譜が一緒に連れて入ったはずのStevie音譜と破局・・・

・・・そんな時にできた曲というのが・・・

Dreams音譜は明らかにStevie音譜がLindsey音譜をなだめている歌、Go Your Own Way音譜は、「自分の道を行くんだ」といった教訓のように見えますが、実はLindsey音譜がStevie音譜に「好きにしてくれ!!」と言っている歌、You Make Loving Fun音譜はJohn音譜と別れたChristine音譜の若いスタッフとの情事の歌、さらに言えば、Gold Dust Woman音譜はStevie音譜のドラッグ・ソング・・・

・・・傑作というのはそういう時に生まれるのかもしれません。!!

 

いずれにしろ、名盤は名盤CD、名曲は名曲音譜、裏事情を知っても、初めて聴いた時と同じように、ずっと聴き続けていますし、これからもそうでしょう。・・・

 

全米No.1の獲得週はその後、Michael Jackson音譜のThrillerCDに抜かれてしまいますが、Fleetwood Mac音譜のRumoursCD

永遠のNo.1アルバムCDの1枚であることは間違いないでしょう。!!

 

(1976年のアルバム その12 Fleetwood MacCDに関する日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12378637577.html