TULIP CONCERT TOUR 2018@センチュリーホール(ネタバレ注意!!)
昨年6月、財津和夫さんのご病気で、ツアーが中断となってしまった
TULIP
心配でしたが・・・
その財津さんも元気に復活して、is There
と題されたCONCERT TOUR 2018
9月より行われています。
10月26日(金)名古屋国際会議場センチュリーホール
この日は最初は行く予定ではなかったのですが、家族が所用で出かけるとのことで、自分1人で名古屋で食事をすることに・・・
そんな時、10月26日(金)のTULIPのチケット
が入手できるとのこと
なんとラッキーにも2階席の最前列を入手できました。
TULIPのコンサートは2016年11月の東京国際フォーラム公演
以来2年ぶりです。
(2016年11月の日記です・・・)
https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12216415915.html
今回も2部構成とのこと
開演予定時刻18時30分を少し回ってライトダウン
財津和夫さん、姫野達也さん
、上田雅利さん
、宮城伸一郎さん
そしてサポート・メンバーのキーボードの小泉信彦さん、ギターの尾上サトシさん
6名が登場
(ドラムスの田中徹さんは途中から登場します・・・)
チャイム音から軽快なピアノ・・・
WELCOME TO MY HOUSEでスタート
財津さん、最初はキーボードに付いて元気そう
嬉しい限り、ギターを持った姫野さんたちがコーラスを付けます。
YEAH
財津さん元気に開口
「皆さん、お元気ですか・・・またステージで演奏できるんです
嬉しい限りです
・・・
」
財津さんの思いが込められている感じ
続いては「夏色のおもいで」
姫野さんの歌
も時代を超越した感じ
それにしても、松本隆作詞、財津和夫作曲の第1号
・・・ということで聖子ちゃんの一連のヒット・コンビの元祖なのですよね。
そして軽快に姫野さんが歌う「見すごしていた愛」
コーラス・ワークはバッチリです。
ここで宮城さん
「名古屋ではうなぎが楽しみ・・・曲は9月は過ぎてしまったけど・・・」
そう言って、「セプテンバー」
財津さんはギターを抱えて歌います。
そして「木馬」
最初、姫野さんが優しく歌い、そして財津さん
ドラムスから「丘に吹く風」
財津さんが感情をこめて歌い、そしてキーボード、ギターもフィーチャーされていました。・・・
ここで財津さん
前回のツアーは名古屋公演の前に中止になったとのことで・・・
「6月25日でしたね・・・どうもすみませんでした・・・」
そして前回もやっていた亡き安部俊幸さんが書いた曲ということで、「もしも僕が」
宮城さん、財津さん
、上田さん(ガーリーさん)
、姫野さん
順に歌い回されました。
次は宮城さんが歌うメロディアスなVOLUME・10FULL
ここでは宮城さんはギター・ソロも
今度はガーリーさん、軽快にドラムスを叩き
そして自ら歌う「走れ!ムーン号」
こちらはライヴでお馴染みだけに場内も大ノリです。
場内は一転、アコースティックのセットに
4人が前に出てきて、財津さん
「生ギター・コーナー・・・休憩コーナーだから(笑)何があっても許していただくと・・・」
場内の笑いを誘います。・・・
またメンバーの名古屋のイメージとのことで、ガーリーさんは味噌カツ、姫野さん
はシャチホコ・・・「金魚みたい」と笑いを誘います。
宮城さんは日本酒、「どこでも同じことを言っている」と財津さん
財津さんは「もう終わり(尾張)だね・・・(オフコース
の「さよなら」
・・・)
ちょっと白けたところで(笑)曲は・・・
「仔牛のローカウジー」
アコースティック・ギターでメンバー全員でフォーク調に歌われました。・・・
続いて「好きな鳥」の話、ガーリーさんは「九官鳥」、姫野さん
は「カナリヤ」、宮城さん
は焼き鳥の話に脱線・・・(笑)
・・・ということで、曲は「雷鳥」のことを歌った「ムトウス」
アコースティック・ギターのカッティング、ここからバックのメンバーも(ドラムスの田中さんも)加わり
財津さんの歌を全員でバック・アップ
マイクはガーリーさん
1978年の思い出話・・・
「その年に出したUpside-downから・・・」
ということで、「逆回転」
割とロック色の強いアレンジ
そしてこちらも軽快に「街は黄昏に抱かれ」
ポップなナンバーから、ピアノをブリッジに「愛は不思議なもの」
メンバー4人の美しいハーモニーを聴かせて、ここで第1部は終了となりました。・・・
約20分の休憩の後、メンバー登場
第2部は「ブルー・スカイ」でスタート
財津さんの歌はタイトル通り、やはり明るい気分に
手拍子もお馴染み
ガーリーさんは生ギターコーナーと同様、前方のパーカッションに付いて、コーラスを付けています。
そして・・・ギターのカッティングから、なんと
「娘が嫁ぐ朝」
最近、聴いていなかったので感動
悲しい歌なのですが、軽快なリズム
財津さんの歌に姫野さん
のコーラス
安部さんのギターがあったらなぁ・・・と思いましたが・・・
最高でした。
ここで宮城さんが開口
「1976年は自分もベルボトムのジーンズを履いていた・・・その年に出たアルバムMELODYから・・・」
曲はアルバムの1曲目、「ふたつの鍵」
力強いビートに、財津さん優しい歌
、そして姫野さんたち・・・
これがTULIP
続いては姫野さんの歌で、お馴染みの「悲しきレイン・トレイン」
ライヴでは定番の’60年代サウンド風の「ここはどこ」
場内も一斉に手拍子
姫野さんの歌が続き、「風のメロディ」
Sky Highに似ているとはいえ(苦笑)
後半の財津さんの歌が入るところなど、やはり唯一無二のTULIP
です。
そして・・・ドラムスのイントロから・・・
わがままは、男の罪~
勿論、「虹とスニーカーの頃」
いつも安部さんがこのエピソードを話していたのですが・・・
いや、この曲は今やスタンダードでしょう。
財津さん、ここで小泉さん
、田中さん
、尾上さん
を紹介
「3人とも色男」
ということから、宮城さんもかつては「あおい輝彦」に似ていたといった話へ・・・
そこから・・・
「彼もガラスの色男と言われていた・・・」
姫野さんを指して、今では孫もできて「楽しいおじさん」になってしまったとのこと(笑)
「その彼が50年近く前に歌った・・・」と・・・曲は勿論・・・
「ぼくがつくった愛のうた~いとしのEmily~」
そう、もう44年前になるのですが、姫野さんの歌は同じように響いてきます。
ステージは静まって、ストリングスから、財津さんがピアノで・・・
「青春の影」
思えば、Beatles、Paul McCartney
に影響を受けた財津さん
が確立した歌がまさにこれ
ここではガーリーさんは再びドラムスへ・・・場内はしっかり聴き入っていました。・・・
ライヴも終盤へ、信号音のようなイントロから、宮城さん
のベース
Shooting Star
ライヴでの定番曲、財津さんの歌もクライマックスへ向かって行きます。
ここで姫野さんがメンバー紹介
マイクは再び財津さん
へ・・・
「再びツアーができて夢のようです・・・思えば50年近く前、3枚目のシングルがヒットして、全国区になって名古屋でもコンサートができるようになった・・・皆さんもご存知のこの曲、一緒に歌いましょう・・・」
勿論、「心の旅」
ああだから、今夜だけは、君を抱いていたい~
場内大合唱で手拍子
素晴らしい一体感で、本編終了となりました。・・・
・・・
アンコールに登場
Phil Spector風のドラムスから、「銀の指輪」
姫野さんの歌に合わせて、場内一斉に手拍子
これもお馴染みの光景
続いて、ドラムスからギター、ノリノリのロックン・ロール
「私のアイドル」
財津さんの歌
、そしてそれを追いかける姫野さん
の歌
アンコールにうってつけのこのナンバーで最高潮
もう一度、ステージをあとにしました。・・・
・・・
予想通り、2度目のアンコール
財津さんと姫野さん
はキャラクターTシャツで・・・
ここで財津さんより重大発表
来年、5月に同会場(センチュリーホール)でコンサートが決定したとのこと
「それまで元気でいようぜ・・・」
と、財津さん、姫野さん
のアコースティック・ギターで・・・
勿論、「魔法の黄色い靴」
財津さんはハンドマイク
で・・・
客席側にも歌わせ・・・
「もっと大きな声で・・・」
場内大合唱
そして、これがTULIPの世界
素晴らしい一体感とともに、トータルで3時間近いこの日のLIVE ACT TULIP!は幕を閉じました。・・・
昨年、財津さんのご病気のことを知って、心配でしたが・・・
今回、このような元気な姿を見せてくれて嬉しい限り
恐らく天国の安部さんも見守ってくれたことに違いない
と思っています。
そして安部さんのスピリットはともに合って、そして時には、尾上さんのギターにも乗り移っていたのでしょう。
結成50年が近いTULIP
今のツアーもまだ途中ですが、これからも元気で活動を
そう思っています。
・・・
さて財津さんといえば、Paul McCartney
狂いで有名・・・
奇しくもこの何日かあとに財津さんの「私のアイドル」Paul
がやって来ます。
TULIPのツアー日程とは重なっていないので、恐らくPaul
のコンサートにも行かれることでしょう。・・・
そしてそこから得られたパワーが、また次のTULIPのパワーへ
そんなことも願っている次第です。