Def Leppard/Viva!Hysteria@日本武道館(ネタバレ注意!!)
1987年、ロック史に燦然と輝く名盤Hysteria
をリリースした
Def Leppard
この名盤を全曲再現するViva! Hysteriaというライヴ
を行っており、その一環として3年ぶりの来日公演
10月24日(水)日本武道館です。
Def Leppard
この26年は変わっていない5人
Joe Ellott
Phil Collen
Vivian Campbell
Rick Savage
Rick Allen
チームワークの良さは大物ロック・バンドの中でNo.1でしょう。
ほぼ満員の日本武道館
ハードなロックがBGM♪としてかかっている中、「開演まであと15分」等、アナウンスあり・・・
そして実際の時間は19時15分頃、ライトダウン
そして・・・
ステージ左側に、Phil Collen登場
いつものように上半身裸
赤いライティングの中、ギターをハードに奏で・・・
Hysteriaの1曲目、Women
でスタート
Joe Ellottはミリタリー風のジャケット
Vivian Campbellは黒のジャケット
Rick Savageは華やかなジャケットでお馴染みのベース
Rick Allenはこれもお馴染みユニオン・ジャックの衣装
Joeの歌を中心に、Phil
とVivian
のツイン・ギター
メンバー全員がコーラスを付けるのもバンドの強みです。
そしてあのリズム
Guitar、Drums
Rocket
Joeが次々に呼び上げるロック・ヒーロー
最高に盛り上がる曲ですが、アルバムの曲順なので早くも登場です。(笑)
ここでもPhilとVivian
が仁王立ちでソロ
を聴かせました。・・・
そして、ややポップなイントロから、Animal
バックのスクリーンは派手なネオン・サイン
そして場内一斉の手拍子もお馴染み
静まり帰ったところで・・・
Philのピッキング
そう勿論、Love Bites
Joeの熱唱
最大のヒット曲を場内は聴き入っていました。・・・
そしてJoeを中心に・・・
Step Inside! Walk This Way! You And Me Babe!~
このように呼びかけ、場内絶叫
勿論、Pour Some Sugar On Me
この一体感
本当に気持ちがいいものでした。・・・
ここでJoeが開口
「ドーモアリガトー・・・また武道館に来れて嬉しいよ
、最初にHysteria
の曲をやったのは31年前だけど、今回は全曲プレイするよ
・・・でも1番重要なことは自分たち5人は26年間ずっと一緒にやっていることだよ
・・・この曲をプレイするのはVivian Campbell
・・・」
そう言って、Vivianがハードに奏でて始まったのが、Armageddon It
この曲もメンバーのコーラス・ワークもバッチリ
アルバムからあとの方でシングル・カットされたにも関わらず大ヒットしたことが頷けるでしょう。
・・・
そして、ここでステージのバックのスクリーンには・・・
元メンバー、亡きSteve Clarkの写真が・・・
そしてJoeが呼びかけ、Steve
がプレイする映像
も・・・
場内はジーンとした気分に・・・
曲の方は、Gods Of War
軽快なリズムでライヴでもお馴染みです。・・・
曲はメンバーのコーラスから始まるDon’t Shoot Shotgun
こちらはスピーディーなナンバー
続くRun Riot
こちらはハードでヘヴィナンバーだけにバックの映像も文字通り「暴動」を示す派手なもの
となっていました。
そして・・・
タイトル曲Hysteria
スクリーンにはアルバム・ジャケット
のフレーム内に次々と懐かしい写真が・・・
何か目頭が熱くなってきます。
PhilとVivian
のギターがさらに情感を盛り立てていました。・・・
アルバムも後半へ、Excitable
ハードなナンバーだけに、Joeたちもノっています。
そして、Love And Affection
これも彼らの代表曲の一つ
ミディアム・テンポで何か彼らの足跡を物語っているよう・・・
これでHysteriaは終わりです。・・・
Joeたちは、客席に謝辞を・・・
Hysteria全曲演奏の後、メンバーは引き下がりました。・・・
少し間を置いて、アンコール(第2部)に登場
Joeたちはラフな衣装に変え・・・
Rick SavageはQueen
のTシャツを着ていました。
「これからはHysteriaより前の曲も後の曲もやるよ・・・この曲をやるのはPhil
は初めてだよ・・・」
そう言って、Philのギターから、Let It Go
そう、この曲の頃はPhilはまだ加入していませんでした。・・・
シンプルなだけに乗りやすいナンバーです。
そして今度はロック・バラード・・・
When Love And Hate Collide
そうしたら、場内では少しずつスマホのライト
を点灯する人が・・・
あっという間に武道館全体に広がり・・・
素晴らしい光景でした。
そして・・・
Do You Wanna Get Rocked?~
そう、Let's Get Rocked
やはりこれをやらないわけには
場内も一斉に拳を振り上げまさに最高潮です。
「もっと聴きたいか」とJoe
ここで改めてRick Allenを紹介
彼は立ち上がって、そして彼が叩くカウベルの音も印象的な・・・
Rock Of Ages
ライヴ定番で
そして、やはりあのイントロ
場内絶叫
Photograph
文字通り、バックにはお馴染みフィルムの画像です。
精魂を使い果たした感じでエンディング
「ありがとう、また来るよ
・・・」
そう、Joeは言って、メンバー5人も中央へ・・・
“Don’t Forget Us, We Won’t Forget You!”
Joeのお馴染みの決め台詞で、今回のHysteria
は幕を閉じました。・・・
Rick Allenが左腕を失い、ドラマーとして致命傷と思われた中・・・
メンバーは彼の復活を信じ・・・
3年待ち、そして完成したのがHysteria
それだけに思い入れが違うと思います。
そして例えば、Rocketでわかるように、多くが、彼がドラムスを叩きやすい曲作りがされているナンバーに仕上がっているのですが・・・
逆にそれが唯一無二のDef Leppardサウンドに
そしてロックの王道を
まさに最高のロック・バンドです。
ところで、今回はHysteriaのライヴ
でしたが、彼らは元々チームワークのいい多彩なロック・バンド
Joeを中心としたアコースティック・コーナーや各メンバーをフィーチャーしたコーナー、またカバー曲も・・・
また次の機会には、そんなDef Leppardにも期待したい
そう思いつつ、気持ちよく武道館をあとにしました。
(2015年11月の日記です・・・)
https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12093901608.html