1975年のアルバム(その16 Wish You Were Here / Pink Floyd) | TOMのブログ

1975年のアルバム(その16 Wish You Were Here / Pink Floyd)

洋楽を聴き始めてまもない頃、購入した「狂気」CD

(The Dark Side Of The MoonCD)

 

これは中学生にとってはあまりにも衝撃が強すぎました。!!

 

・・・と、同時にその後、どうなってしまうのだろう・・・そんな好奇心も!!ニコニコ

 

新作が出た!!と思いきや、それは初期の2枚を合わせた再発盤A Nice PairCD

 

Pink Floyd音譜の新譜は出ないまま、1975年に・・・

 

そして1975年の夏!!

レコード会社を移籍して、2年半振りにPink Floyd音譜の新譜が出る!!

タイトルはWish You Were HereCD

 

 

 

勿論、超話題に!!

ラジオ放送で少しだけ解禁になった時、初めてタイトル曲Wish You Were Here音譜を聴きました。!!

 

アコースティック・ギターで始まるイントロ・・・

!?!?!?

そう思いましたが、歌が入ってきて・・・

David Gilmour音譜の声カラオケ

そう、これがTime音譜やMoney音譜の声だ!!・・・

このメロディアスなアコースティック・ナンバー!!

Pink Floyd音譜に描いていたイメージとは違いますが感動!!

 

新譜に対する期待が膨らみました。!!

 

 

Pink Floyd音譜

その新作の邦題はズバリ!!

 

メラメラ

 

サブタイトルとして「あなたがここにいてほしい」音譜と原題の直訳!!

レコード会社を移籍したということもあって、音楽誌等には大々的広告!!

 

そしてその中に・・・このレコードを1日3回以上聴かないで下さい、このレコードをヘッドホンで聴かないで下さい・・・あなたが火を吹きます・・・

そんな記載がありました。(笑)

 

尚、LPレコードには、紺色のカバーが被せられていました。・・・

 

メンバーは、David Gilmour音譜、Roger Waters音譜、Nick Mason音譜、Richard Wright音譜のお馴染みの4人!!

Dick Parry音譜という人がサックス、Roy Harper音譜等のゲスト参加もあります。・・・

尚、全曲作詞は今回もRoger Waters音譜です。!!

 

 

 

A面に針を下ろすとシンセサイザーの音がだんだんフェイド・インしてきます。

 

Shine On You Crazy Diamond (Part 1- 5)音譜

 

ギターの音が入ってきて・・・

そしてメロディが変わり、ドラムス等入ってきて、ハードな演奏に!!

一瞬、静まって、David Gilmour音譜の歌カラオケ

Roger Waters音譜も歌います。!!

バックに女性コーラスも入り、重厚に!!

そしてDavid Gilmour音譜の官能的ギター!!

後半、インストゥルメンタルとなり、サックスがフィーチャー!!

そしてフェイド・アウト・・・

と、同時に機械の動作の音・・・

Welcome To The Machine音譜

Richard Wright音譜があらゆるキーボードを奏で、まさに機械の社会!!

このテーマは、次のAnimalsCD、The WallCDにも通じるのでしょう。・・・

機械の止まる音で、ざわめきが・・・俗世界に戻ったということでしょう。・・・

 

B面に移ると、エフェクターの効いたギターのカッティングから、Have A Cigar音譜

歌うは、ゲストのRoy Harper音譜

Led Zeppelin音譜がサード・アルバムで彼のことを歌っている通り、Jimmy Page音譜が敬愛するイギリスのシンガー・ソングライター!!

Pink Floyd音譜のメンバーとは長年の友人ということで参加!!

日本では後にシングル・カットされたように、アルバム中、1番普通の曲・・・と思いきや・・・

!?!?!?

音が急に消えて、片側チャンネルだけの小さな音に・・・

ここでオーディオ機器の故障!?と思った人も多いでしょう。(笑)

そのまま小さな音で次の曲へ・・・

そこへアコースティック・ギターの綺麗な音が入り!!

Wish You Were Here音譜

まさにそのまま、かつてのメンバー、Syd Barrett音譜への思いを、彼とは交代した形になっているDavid Gilmour音譜が歌っています。

風の音の中をフェイドアウトして、次の曲が・・・

 

Shine On You Crazy Diamond (Part 6- 9)音譜

 

ハードな演奏となり・・・

そしてA面での耳馴染みなメロディ・ラインへ・・・

David Gilmour音譜とRoger Waters音譜の歌カラオケ

今度はRichard Wright音譜のキーボードをフィーチャーしてややファンキーな音へ・・・

そして静まり返ったプレイで、最後は光が差したような明るいメロディ・ラインとなり・・・この大作はフィナーレです。・・・

 

 

このアルバムCD

レコーディング中に、あのSyd Barrett音譜が変わり果てた姿で現れ、メンバーがショックを受けた!!というのは有名な話です。

 

~Crazy Diamond音譜はSyd Barrett音譜のこと!!

Roger Waters音譜は彼一人のことではない!!とも言っていますが・・・

後になって、Roger Waters音譜の来日公演でのこの曲の時にバックに撮されたSyd音譜の肖像が大きくなって行った時は、ただ感動!!

圧倒されました。!!

 

 

Pink Floyd音譜の1988年の来日公演の帰り道、熱狂的なファンの人が・・・

 

「何度も何度も、金字塔を打ち立てているから、凄いよね!!

 

と言っていたのですが、まさにその通り、そしてこのWish You Were Here(炎(あなたがここにいてほしい))CDも勿論、そんな1枚!!

 

組曲~Crazy Diamond音譜の挟まれた3曲の計4曲だけなのですが、David Gilmour音譜もRoger Waters音譜もHave A Cigar音譜以外は、大抵のコンサートでプレイしていて、このアルバムがCD如何に重要かを示しているでしょう。!!
 

そして、クレジットはありませんが、このアルバムCDには、5人目のメンバーとして、Syd Barrett音譜が存在している!!

これは間違いないでしょう。!!

 

 

尚、このアルバムCD

出た当時は、中学生ゆえ、そんなにLPレコードを買うことはできません。

同じ中学の同級生が買ったものを借りました。

そして、カセット・デッキで録音させてもらい、楽しませていただきました。ニコニコ

 

尚、自分自身としては、その何年か後に、音がいい、ダイレクトカッティング、デジタル・リマスタリングのLPレコードCDが出た時に購入しました。!!ニコニコ

 

1975年のNo.1アルバムCDということで、ここに挙げさせていただきましたが、勿論、これは時代を超越した永遠の名盤です。!!ニコニコ