Ringo Starr & His All Starr Band@オーチャードホール
3年半ぶりの来日公演で日本中を感動の渦に巻き込んでいる
Ringo Starr & His All Starr Band
大阪から始まって、名古屋、福岡、広島、そして東京・・・
最終公演は11月2日(水)
渋谷のオーチャードホールです。
最終日ということでか、会場では多くの人と会いました。
またリピーターという人も多いようなので、皆さんもう購入しているのか、この日はグッズ売り場はさほど混んでいなかったようです。・・・
定刻開演ということで、19時を回ったらゆっくりとライトダウン
6人のメンバー登場
Steve Lukather、Todd Rundgren、Gregg Rolie、Richard Page、Gregg Bissonette、Warren Ham
アナウンスの後、ステージ向かって右側から、Ringo Starr登場
Matchboxでスタート
最終日だけにノッているよう・・・
「有難う、楽しんでいるかい、良いことは簡単にはやって来ないよ・・・」
とその言葉通り、It Don’t Come Easy
そしてWhat Goes Onが続きます。
「スターが揃っている・・・1番目はTodd Rundgrenだ」
ToddはI Saw The Lightをしっかり歌い・・・
「今日は最後のギグ、寂しいけどまた来るよ、5年このメンバーでやっている、家族みたいだよ・・・」
そう言って、次はGregg Rolie
「Santanaの最初のヒット、Ringoと同じくらい有名だよ・・・」
そんなことを言って、Evil Ways
ここではSteveのギター炸裂です。
そしてそのSteve Likather
「今日が自分の498回目(!?)日本でのステージだよ・・・」
お馴染みRosanna
観客の手拍子、Warrenのサックスもフィーチャー
そしてSteveのソロ
最終日ということでいつもより(TOTOよりも(^^;))長く聴かせたかもしれません。
そしてRichard Pageへ・・・Kyrie
さすがNo.1ヒット、Oh,Oh,Oh~のコーラスも手拍子も場内一斉に
気持ちがいいものです。
その間にセットされたスネアドラムスへTodd
ここでは、スネアをフライパンに見立てて、チキンの料理の話を
(彼は名古屋公演でいつもチキンウィング(手羽先)の話をしますが、チキンが好物なのでしょうか。)
ここでは楽しいプレイ、Gregg Rolieのキーボードが軽快です。
Ringoはドラムスを叩きながらのBoys
Todd、Steve、Richardのマイクをシェアしてのコーラス
これは嬉しい光景です。
「Beatlesで曲をたくさん書いたんだけど、ほとんど使われなかったんだよ・・・」
RingoはDon’t Pass Me By
「次の曲を知らない人は、間違ったところに来た・・・Led Zeppelinと思ったか・・・」
SteveがStairway To Heavenのイントロを弾いて笑いを誘う光景もお馴染み
In The Town~と勿論、Yellow Submarine
この場内の一体感・・・言うまでもないでしょう。
そのRingoは「魔法の世界・・・」とGregg Rolieを紹介して立ち去り
曲はBlack Magic Woman
Greggのオリジナルの歌に続いて、Gypsy Queen
ここでは勿論、Steveのソロ
そして、後半はGregg Bissonetteのドラム・ソロ
これは圧巻
メンバー中、唯一リードヴォーカルをとらないGreggですが、ここでは大喝采を浴びていました。
Ringoは戻ってきて改めてメンバー紹介
自分の名をコールさせ、You’re Sixteen
Greggの軽快なビートから、Back Off Boogaloo
後半では自らドラムスを叩きました。
ここでアコースティック・ギターに持ち替えたRichardのYou Are Mine
(実は名古屋公演ではカットされていたので、嬉しく思いました。)
そしてSteveを中心として、Africa
ここでも後半の高音部はRichardが歌い、Warrenはサックス等、大活躍です。
ここでGreggがHola
スペイン語の挨拶をするということは・・・Oye Como Va
これも皆さんお馴染みのナンバーだけに場内大ノリ
曲が終わってから、ドラムスに着いているRingoもHolaと言っていました。
Ringoが歌う、I Wanna Be Your Man
今年は特にBeatles関連のもので盛り上がっている時期だけに、初期のRingoのナンバーには特別な感情を抱きます。
そして、Toddは何も持たずにLove Is The Answer
彼のソングライターとしての力量を痛感させるナンバーです。
ステージは一転して、Richardの歌うBroken Wings
照明はやや暗く、そしてToddは大きなシェイカーを振っていました。・・・
今度はSteve
お馴染みのピアノのイントロから、Hold The Line
歌はWarrenもサポート
こちらも場内が歌っていました。
・・・さてRingoは再び前方へ・・・
「みんなの写真を撮るよ」とPhotograph
「自然に行きたい気分・・・」と、Act Naturally
ステージもクライマックスとなりました。
そして、ここでステージ上にゲスト登場
元Megadethで、日本を拠点に活動するMarty Friedman
テレビにもよく出る人だけに観客も大喜び
ギターを抱えた彼を入れての・・・
With A Little Help From My Friends
ここでの場内とのコール・アンド・レスポンスももう言うまでもないでしょう。
後半ではRingoは若々しくジャンプ
「いつでもピース・アンド・ラブ・・・」
1度立ち去り、Give Peace A Chance
Ringoは少しだけ戻ってきて・・・
最高に楽しい2時間
そして約半月に渡った2016年のRingo Starr & His All Starr BandのJapan Tourはここに幕を閉じました。
お気に入りのお馴染みのレコードは何度も何度も、いや何年もずっと聴き続けます。
今回のRingo Starr & His All Starr Bandの公演も同じような気がします。
あと名古屋で調子が悪そう(?)だったRichard Pageが元気に
しっかり歌ってくれて、それも嬉しく思いました。
「寄せ集め」のようですが、Toddが言っているように・・・
「5年間もやっているので、家族のようなもの・・・」
そのチームワークの良さが伝わってきて、それが本当に気持ちよく受け入れられるのだと思います。
また近いうちに
そしてRingoは是非Paulと
その夢の実現を信じていこう
そう思っています。
(名古屋公演の日記)
http://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12213360032.html
(大阪公演の日記)
http://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12213092938.html